![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/4d/f0bd8c259cead98d9ccce0be5ea02042.jpg)
ポンチを使わず、千枚通しでブスブスと穴を穿っただけの針穴なのでなかなか針が抜けず苦労しました。
おまけに、ロウ引き糸は一般的な糸より太く、スムーズに糸が抜けません。
一針一針、ラジオペンチプライヤーで挟んで、強引にロウ引き糸の付いた針を引っ張り出しました。
「 ウームなるほど… 、面倒でも針穴を一つひとつポンチを使って開けないと、結局は縫う時に苦労するんだ… 」
と、妙に納得したのでした。
何とか、革のシートから切り抜いたパーツを帆布に縫い終わりましたが、カメラケースの蓋部分がペラペラで貧弱です。
また、蓋部分を上に開くと革の裏面が丸見えで見た目がイマイチなのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/8a/e5646ab2ea63438e4f81cab58e276ee7.jpg?1628839073)
そこで、蓋部分だけを裏打ちすることにしたのでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/1c/30f038e86f6298fef9a7c2d89092702e.jpg?1628839074)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/f0/b2b5e14c86942e05e74527a730720dd6.jpg?1628839073)
元のカメラケースの蓋部分に取り付けてあったマグネットの金具も付け替え、蓋がカチッと閉まるようになりました。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/36/48f5463947b72323d37b5f88a526bc9f.jpg?1628839077)
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自分で言うのもナンですが、不揃いな縫い目もハンドメイド感があり、なかなかいい味が出ています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/9c/4eeebaf5757a32215578842f7260d08f.jpg?1628839077)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/9c/4eeebaf5757a32215578842f7260d08f.jpg?1628839077)
私の初めての革細工製作は、カメラケースのリメイクでした。
<お・し・まい!>
カメラケースが完成なさったようで、お疲れ様でした。
作業経過のお写真の数々をはいけんしていますと、自分にはとても真似が出来なく、
TANEさんのご努力が、お世辞抜きでひしひしと伝わって来ます。
前回の返信コメントで「爪の垢でも煎じて飲まねば」と、
有り難いお言葉をいただきましたが、正直、とんでもないことで、
逆に恐縮してしまいます。
また、お嬢さんからも「気遣いの人だねー」と
嬉しいお言葉を頂戴したようですが、自分の場合は、建前ではなく
本音でもの申していますので、お気遣いいただきありがとうございます。
今回はカメラケースと云う小物製作でしたが、これだけ革製品の製作がお出来になると、
ちょっとしたショルダーバッグも作られるのでは……?と、
そんな感じもしました。
一度は捨てられる寸前まで行ったカメラケースでしたが、四苦八苦しながらもリメイクが完了しました。
ブログには書きませんでしたが、ロウ引き糸の最初と最後の処理の仕方も普通の裁縫とは違い独特で、解説書と睨めっこしながら覚えました。
この歳になっても知らない事もまだまだ沢山あって、革細工もなかなか面白いものです。革細工の第2弾にも着手していますので、よかったらまた覗きに来てください。