火鉢の外側全面に電動ヤスリをかけ、
さらに、目の細かなサンドペーパーで仕上げました。
毛羽立って白っぽくなっていた板の表面がスベスベになり、色合いも落ち着いた感じになりました。
その上から蜜蝋ワックスを塗り込みます。
これまで、木のカトラリーづくりでも蜜蝋ワックスは使ってきているので、塗り込むとどんな感じになるかは想像できます。
キレイに磨き上げた木材にワックスを塗ると、それまでは表面的な表情しか見せていなかった材が、内側から表情を現し、奥行きのある輝きを放つようになるはずです。
蜜蝋ワックスを塗り込み磨き上げると、欅材の内側から光が反射してきました。
以前、『ウォルナット材でナイフの柄と鞘をつくる』で紹介した “紋”に似た輝きです。
見る方向により輝く場所が変わります。
やっと『私の火鉢』になりました!