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ブログにまとめるのが遅れてしまいましたが、コレは4月の山行です。
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里帰り出産のために娘が3月下旬から家に戻ってきておりまして、何かと慌しい日々を送っています。
里帰り出産と言っても娘夫婦は同じ県内に住んでおり、これ迄もチョクチョク顔を見せに来ては泊まっていくような距離感です。
出産予定日は4月の半ばでしたので、
『娘も孫もまだ産院にいる間に… 』
と思い、コロナが落ち着いた時期の4月16日に、学生時代のワンゲル仲間と山に登る計画を立てました。
同期のワンゲル仲間とは2020年の1月に、温泉施設に泊まりがけで英彦山(福岡県)に登りました。
その際に、
「次の幹事はTANEさんにやってもらおう!」
と言う話になりました。
ところが、その直後から得体の知れないコロナ感染症が世界中に広がったために、ベトナムに戻った同期の山仲間も帰国できなくなったのでした。
もちろん、ワンゲルの同期会も開く事が叶わず、幹事を仰せつかった私としては3年間ずっとずっと肩の荷が降ろせない状況が続いていたのでした。
ベトナムの若者のために現地で日本語を教えていた仲間は、2021年の年末に当時ベトナム人も敬遠していた中国製のワクチン(効果が疑われ水ワクチンと呼ばれていたらしい)を一か八かで接種し、何とか日本へ帰ることができたのです。
私は、その仲間を囲みすぐにでも同期会を開き彼を労いたかったのですが、日本でもコロナの波はなかなか収まらず大勢が集まることは叶いませんでした。
他の同期の仲間には申し訳なかったのですが、2022年の4月に行った吉野桜へのリベンジ旅の途中20分間だけ彼との再会を果たし、また、コロナの波が一時終息した2022年の6月に私は彼と2人だけで宝満山登山を決行したのでした。
そして、2023年4月16日午前9:00。
『鬼滅の刃』のブームで聖地となった「竈門神社」の駐車場にワンゲル同期の6名と後輩2人の顔が揃ったのでした。
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残念ながら都合がつかずに顔を見せる事ができなかった仲間もありました。
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でも、学生時代の山仲間と久しぶりに再会が果たせた事は、ベトナムから無事に帰国できた仲間にとっても、その彼の元気そうな姿を目にする事ができた他の仲間たちにとっても、3年間も幹事を背負ってきた私にとっても嬉しい日でした。
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