なんか、ブレーキレバーのタッチが少し安定しないようなので…。
イケそうなレベルやけど気持ち悪い…。
こうなりゃ、3度目の正直。
再びエア抜き。
大体は抜けているはずなので、怪しげなポイントに絞ってやってみます。
もしかしたら、ここ溜まるんじゃね?と疑った1つ。
キャリパーのアルミピストン裏側に窪みがあります。中央部は浅いのですが、外側へ行くほど段々と深くなる形状。一番深いところで約2.5mmの深さ。
ピストンを押し戻したとしても、この窪みが空間になってエアがここに溜まるのでは?
押し戻しきったらキャリパーの通路も塞ぎそうなので、完全には戻さずにこのような感じで。
ピストン戻しを噛ませて、エアが抜けそうな方向にあっちこっち向けてゴムハンマーで軽くコンコンとキャリパーをシバきます。
前は傷付けずにシバけるハンマーが無かったので、平手打ちでペシペシ叩いてました…(笑)
ブリーダー側に溜まるようにあれこれ傾けてシバいたら。
ブリーダー緩めてフルード排出。
お。
気泡が微妙に出た。
何度かフルード排出して、エアが出て来ないのを確認。
よし、右オッケー。
次、左。
左側はホースラインがバイピース(h型)のため、フェンダーを跨いで右キャリパーから左キャリパーに接続しています。
ピストン裏側も怪しいが、このホースの取り回しも怪しいよなぁ。
前はキャリパー外したところで上に持ち上げてやったけど、今回はさらに。
ホース上下が完全になるよう、反対側まで持って来てしばらく吊り上げ状態。ホースも手でペシペシとシバく。
で、キャリパーも右側と同じようにしてあれこれ傾けてゴムハンマーでシバく。
フルード排出。
おやおや。
こっちもちょっと出た。
こっちも何度か繰り返して気泡出てないのを確認。
完了。
キャリパーを車体に組み直して、一応マスター側もちょっとフルード排出して再確認。
大丈夫。
やっぱりあの2ヶ所がウィークポイントなのか…?
で、レバータッチは?
おぅ、やる前よりちょっとしっかりしたぞ。
ほぼ安定もしてる。フルード滲みや漏れも無し。
これでオッケーかな。
ここまでだいぶ掛かったけど、安心出来るタッチでホッとしました。
(^_^;)
エア抜きは間違いなく嫌いですが、安心出来ないと嫌です…。素人作業のくせに求めるハードルはかなり高いので、何事も技術が追い付いてません(笑)
プロの方や慣れている方のようにサクッと完璧に出来れば良いのですが、自分のように不安に思う素人は安心出来るまでしつこいくらいにやったほうが良いですね…。命に関わる部分ですから、特に。
あと、キャリパー組み直してからちょっと気になったのが、左側キャリパーのセンター。
よく見たら若干ずれてるようにも見える…。
フォークとホイール(メーターギア側)に隙間埋めの0.5mm調整シム入れてるのが、ちょっと悪さしてるっぽいな…。
キャリパー側のシム買って追加で入れてみるか~。