虎バカ グルメ日誌

虎の勝利をバーボンとディキシーランド・ジャズ
で祝うお気楽初老の独り者が紹介するグルメ日誌

《魚勝》

2017-03-27 10:00:00 | 広島県福山市
2017#17
【虎バカグルメ日誌】

昨日 京セラドームで行われた
オリBとの試合が
今季のオープン戦の
最終戦でした。

2017年度 オープン戦の
最終順位表です。

順    | 試 | 勝 | 敗 | 分 |
①. 千葉ロ | 18 | 13 | 02 | 03 |
②. 福岡ソ | 18 | 10 | 05 | 03 |
③. オリB | 16 | 09 | 05 | 02 |
④. 阪神T | 18 | 10 | 06 | 02 |
⑤. 西武L | 13 | 08 | 05 | 00 |
⑥. 日ハム | 20 | 11 | 07 | 02 |
⑦. 東京ヤ | 18 | 07 | 07 | 04 |
⑧. 楽天E | 17 | 06 | 09 | 02 |
⑨. 横浜D | 17 | 05 | 11 | 01 |
⑨. 中日D | 19 | 05 | 11 | 03 |
⑪. 広島C | 17 | 04 | 11 | 02 |
⑫. 読売G | 19 | 05 | 14 | 00 |

タイガースは18試合消化して
10勝6敗2分で勝率 .625 ④
チーム成績は
打 率:.252 ③
防御率:2.75 ④
得 点:69 ④
失 点:57 ⑥
本塁打:12 ②
盗 塁:13 ⑤

オープン戦なので勝敗順位は
あまり関係はありませんが
気になる点として
チーム成績の各部門で
一応 12球団の中で上位の
数値を記録していますが
これはオープン戦前半での
好成績の貯金的な物で
あまり当てになりません。
キャンプ中から好調だった
北條/原口の2選手は
明らかに調子を落としています。
また鳥谷/福留の2選手は
全然調子が上がってきません。

オープン戦後半の試合内容は
安打数も減り得点も取れなくなり
苦戦が続きました。
チームは今 調子は間違いなく
全体的に下降線をたどっています。
この不調原因が 単に疲れからの
物であるならば
問題はないのですが
オープン戦も後半になると
各チームが主力を出してきます。
それが苦戦の原因なら
タイガースは間違いなく
昨年よりもチーム力は
上がっていますが
それでもまだ足りない事になり
公式戦が始まっても
苦戦が続く事になります。
実に心配な現状ですが
今さら慌てても仕方ありません。
3月31日の開幕日までの
僅かな時間で調子を上向きに
しなければなりません。

12年振りのリーグ制覇
32年振りの日本一 を目指して
挑め 阪神タイガース

一応 今年も セ・リーグ順位予想を
しておきたいと思います。
これは大真面目な予想です。

2017年度 セ・リーグ順位予想
優勝 読売ジャイアンツ
2位 広島東洋カープ
3位 横浜DeNAベイスターズ
4位 阪神タイガース
5位 東京ヤクルトスワローズ
6位 中日ドラゴンズ

本日 紹介するグルメ店は
JR福山駅南口を出て
駅前ロータリーを左側から回り
横断歩道を渡って左に進みます。
天満屋の東側の元町商店街に入り
一本目を左折して
人気の占い店の前を通り
左側の一軒目にある
寿司と活魚料理の《魚勝》です。

*住所*
 福山市元町 12-13

四季を通して瀬戸内の
様々な海の幸や
福山の郷土料理うずみが食べられる
創業60年を越える老舗店です。

店入口前に置かれている
メニュー看板です。

店入口扉両側にある飾り棚には
メニューサンプルが
並べられています。

写真ではわかりませんが
お造りの魚は
ピクピクと動いています。


明るくて清潔感のある店内には
落ち着きのある老舗店の
上品さが漂っています。

1階は分厚い一枚板の
見事なカウンター席が10席
4人掛けテーブル席が3卓
2階3階には個室座敷席等が
あるようです。

カウンター席正面にある
ネタケースの中には
沢山の瀬戸内の海の幸が
並んでいます。

この店のメニューの一部です。

正直 価格設定は
少し高めではありますが
寿司 • 鰻重 • 鍋物 • 天ぷらから
定食にうどんや蕎麦まで
メニューは豊富です。

つき出し (バイ貝の煮付け)

甘辛い味付けの煮付けは
入口側のコリコリ部分と
奥側の柔らかい部分が混ざり合う
酒呑みには堪らない一品です。

ゴボウの天ぷら 500円

柔らかい中にも ザクザクとした
歯触りの心地よさと香り
メニューで見つけると
つい頼んでしまいます。

揚げ出し豆腐 500円

鰹ダシが効いた
ほんのりと甘いタレが
衣に染み込んで
何とも言えない味わいと
豆腐の食感が堪らない
これぞ和食と云った一品です。

小海老の唐揚げ 750円

殻ごとカラっと揚げた
海老の香ばしさと風味が最高
レモンを搾って塩をちょい付けで
ビールが止まらなくなる
最強のおつまみです。

あなご入り出し巻き 750円

素材の味わいを邪魔しない
あなご入りの上品な甘さ控えめの
ふわふわの出し巻き玉子です。

おこぜ いけづくり 時価

薄造りは定番料理のひとつ
白身で脂肪が少なく弾力のある
上品な味わいの高級食材です。
ゼラチン質の表皮は湯引きで
活魚ならではの肝や胃袋も
添えられています。

もちろん日本酒は欠かせません。

清酒 天宝一(1合) 550円

蔵 元 : ㈱天寶一(広島県福山市)
原料米 : 広島県産 山田錦
精米歩合 : 麹 50% / 掛 55%
日本酒度 : +2.0
アルコール : 16~17度
酸 度 : 1.4
㈱天寶一は広島県福山市にある
創業1910年の小さな酒蔵です。
和の食材と食文化を最大限に生かし
料理の味を引き立たせる
究極の食中酒を目指しています。
天寶一とは天地の唯一の宝と云う
意味をもつ日本酒です。

赤だし

おこぜのいけづくりで
残った頭とアラは
唐揚げか赤だしにしてくれます。
今回は赤だしをお願いしました。

上々にぎり 3000円

にぎり:6種
イカ/穴子/中トロ/エビ/鯛/ホタテ
軍艦巻き:2種
ウニ/イクラ
手巻き:1種
梅しそ

シャリが多めのにぎり寿司で
軍艦巻きや手巻きに使われている
海苔にパリパリ感は無し。
上々にぎりにしては
ネタのラインナップもいまいちで
これで三千円は割高に感じます。
にぎり寿司の完成度は
はっきり言って
申し訳ありませんが
1級品とは言えないレベルです。
以前 食べた事がある
北陸の回転寿司店の方が
レベルは遥かに上で
美味しかったです。

鉄火巻 600円

やはり海苔にパリパリ感は無し。
しかも若干太め
これまた いまいちの鉄火巻でした。

寿司や蕎麦と云った
江戸の文化食は
もちろん味も大事ですが
それ以上に 求めている事が
私にはあります。
それは 江戸の文化
江戸っ子の美意識である粋です。
粋って 何だ?••••と言われると
意識的 雰囲気的なものなので
答えに困るのですが
とにかく寿司は
格好をつけて食べる物なんです。
客は出された寿司を取って
醤油を角にちょいっと付けて
口に放り込んで味わう。
食べ終わるタイミングで
店主が次の寿司を握って出す。
客はそれを取って食べる。
両者に会話はありません。
阿吽の呼吸で成り立つのが
寿司なんですよ。
パッと食べて
さっさと店を出る。
寿司はそんな食べ物だと
私は思います。
この店の寿司は少し大きくて
私が思う粋な食べ方が出来ません。
お店はアットホームな
温かさを感じる大変居心地の良い
素敵なお店ではありますが
粋は感じられません。
東京から直線距離で600kmも
西に下った福山の地で
江戸の文化 • 雰囲気を求める事は
そもそも無理な話しと
わかっていますが
他を探したいと思います。
ご馳走さまでした。


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