2013#29
【虎バカグルメ日誌】
日本三大うどんについては
様々な議論がありますが
一般的には
(香川)讃岐うどん
(秋田)稲庭うどん
(群馬)水沢うどん と言われています。
私はその中でもやはり
讃岐うどんが一番好きです。
本日は今年三度目の
讃岐うどん喰い倒れ弾丸ツアーと称して
本場香川県にやって参りました。
①純手打ちうどん《よしや》
丸亀市飯野町東二 343-1
店のタイプ:セルフ店/先払い制
私は讃岐うどんの中でも特に宮武系と
呼ばれる店のうどんが大好きです。
この店も宮武系だと思っていましたが
実際は今は無き琴平の《宮武うどん》に
魅せられた大将が
近所のうどん店で基本を学んだ後に
独学で《宮武うどん》を彷彿とさせる
麺とダシを作り上げたそうです。
ひやあつ 220円
製麺は機械を使わず完全手作りを
貫き通す店で
手切りの麺は太さが不揃いで
ねじれやちぢれは出汁と絶妙に絡み
昔ながらのかけうどんで絶品です。
②《松下製麺所》
高松市中野町 2-2
店のタイプ:製麺所/先払い制
昭和41年創業の製麺所タイプの人気店
うどんの他にうどんの出汁で食べる
ラーメンやうどんと中華麺を混ぜた
チャンポンと云うメニューもありますが
私は邪道だと思います。
かけうどん(小) 200円
つややかな細麺はのど越しが良く
カツオ風味の濃いめのお出汁に
トッピングは天かすとネギだけのシンプルな一杯
とにかくホンモノは旨い!
③手打ちうどん《一代》
高松市西の丸町 12-3
店のタイプ:一般店/後払い制
JR高松駅近くの路地裏にある
早朝から営業している
昔ながらの町の古いうどん屋さんです。
湯だめうどん(小) 300円
讃岐うどんのメニューの中に
湯だめうどんと釜揚げうどんがあります。
見た感じは全く同じで
お湯を張った桶の中のうどんを
つけ汁で食べます。
違いは釜で茹で上げたうどんを一旦水で締めて
お湯に戻したものを湯だめうどんと呼び
茹で上げてそのまま出されたものを
釜揚げうどんと呼びます。
湯だめの麺は腰が強く
釜揚げの麺は柔らかいもちもち感が特長で
これは好みが分かれますね。
④セルフうどん《キリン》
高松市新田町甲 4-1
店のタイプ:セルフ店/先払い制
とてもうどん屋には見えない外観
倉庫のような いや倉庫だ
とにかくデカい!広い!当然寒い!
恐るべし讃岐うどん
こんな建物までうどん屋にするか
ぶっかけ(冷)1玉 250円
角が立った讃岐らしい麺で
もちもち感が強いタイプですが
ぶっかけの冷やしなので
コシの強さも感じられて絶品です。
⑤《日の出製麺所》
坂出市富士見町 1-8-5
店のタイプ:製麺所/後払い制
営業時間が11:30~12:30の
1日たったの1時間
何度か讃岐うどん喰い倒れ弾丸ツアーで
香川県は訪れていますがなかなか時間が合わずに
今まで行けてなかった一軒でした。
今回その奇跡の一杯に
遂にありつく事ができました。
冷たい(小) 100円
麺はさすがは製麺所
コシがあり絶品
イリコ出汁に薄口しょうゆのつゆを掛けて
ネギは自分でハサミで切って入れます。
最高の一杯でした。
しかも1玉100円は安い。
旨くては安い 恐るべし讃岐うどん
⑥手打ちうどん《松岡》
綾歌郡綾川町滝宮 1722-3
店のタイプ:セルフ店/後払い制
宮武系の1軒です。
正真正銘正統派の讃岐うどんです。
うっかりしていたら店の前を何度も
往復しなければならないほどの
目立たないお店です。
しょうゆうどん(小) 230円
手打ち独特のねじれに
手切りの証しの太さのばらつき
讃岐うどんならではのコシの強さ
さすがは宮武系の店
とにかくホンモノは旨い。
金刀比羅宮本宮
香川県の観光名所と言えば
こんぴらさんと呼ばれている
金刀比羅宮があります。
前回もそのまた前も訪れました。
他にこれといった観光地が
無いんだもん仕方ありません。
そんな訳でまたまた
御本宮までの785段の石段を
制覇して参りました。
⑦《山下うどん》
善通寺市与北町 1015
店のタイプ:セルフ店/前払い制
ぶっかけうどんの元祖と
言われているお店で
讃岐うどんの中でも人気上位の
お店の一つです
ぶっかけ冷(小) 250円
ネギ/天かす/レモンがのっています。
ちょっとぬるめに〆られています。
コシは強烈ではありませんが
さすがは讃岐うどん
とにかくどこに行っても姫路で食べる
うどんとは全然別格
やはり香川県に来なければ
食べれませんね。
今回は7軒うどん屋巡りをして
タイムアップとなりましたが
やはりどこに行っても
とにかく旨いし安い。
讃岐うどん 最高です。
年明け 野球シーズンが始まる前に
また行く予定でいます。