虎バカ グルメ日誌

虎の勝利をバーボンとディキシーランド・ジャズ
で祝うお気楽初老の独り者が紹介するグルメ日誌

《三八》姫路本店

2016-02-25 10:00:00 | 兵庫県姫路市
2016#16
【虎バカグルメ日誌】

いよいよオープン戦が
始まりました。
今年の阪神タイガースの
オープン戦の日程です。
01. 02月21日 東京ヤ 浦添
02. 03月03日 福岡ソ ヤフオクD
03. 03月04日 福岡ソ ヤフオクD
04. 03月05日 千葉ロ 甲子園
05. 03月06日 読売G 甲子園
06. 03月08日 埼玉西 甲子園
07. 03月10日 横浜D 甲子園
08. 03月12日 日ハム 甲子園
09. 03月13日 日ハム 甲子園
10. 03月16日 千葉ロ QVC
11. 03月17日 東京ヤ 神宮
12. 03月18日 中日D ナゴヤD
13. 03月19日 オリB 京セラD
14. 03月20日 オリB 京セラD
15. 03月21日 オリB 京セラD

21日に浦添市民球場で
行われたオープン戦初戦
昨季のセ・リーグ覇者
東京ヤに5-1で勝利し
見事初戦を白星で飾りました。

川端/山田/バレンティン/
雄平/中村とレギュラークラスを
並べた東京ヤ打線を
先発の岩崎や秋山が
見事に抑えて
1軍クラスの投手では
ありませんが
大和/横田/梅野ら若手の活躍で
13安打5得点と快勝しました。
練習試合やオープン戦など
まだまだ数試合だけですが
昨年秋のキャンプから
取り組んできた
テーマ「強く振る」が
チームに定着してきたように
思えます。
今年は間違いなく得点力は
上がっているでしょう。
シーズンが楽しみです。

さて本日紹介するお店は
姫路市青山方面から
国道2号線を東へ向かい
夢前川手前の信号
夢前橋西詰を右折して
兵庫県道417号広畑青山線を
南へ約3㎞進んだ
右側道路沿いにある
広島焼《三八》姫路本店です。

この辺りでは珍しい
広島焼きタイプの
お好み焼きが食べられる
お店です。

広島市南区東雲に
安くてボリューム満点
ガーリックパウダーが
たっぷりのB級感溢れる
お好み焼きで地元民からは
昔ながらのお好み焼きが
食べられると
連日行列の出来る有名店です。
そんな名店《三八》の
暖簾分け店なんだそうです。

店に入ってびっくり!
持ち帰りがメインのお店なのか
4人掛けテーブル(大)が1つ
その横に一応椅子は
4席あるがどう見ても
とても4人座っての
食事は無理であろうと思う
小さなテーブルが
もう1つだけ置かれた
飾り気ひとつない
殺風景な店内です。

この店のメニューです。

広島焼きの大/中/小の3種類と
焼そばだけとシンプルです。
うどん入りくらいは
欲しいところです。

広島焼(中)

調理場の大きな鉄板で焼かれた
お好み焼きは皿に盛られて
供されます。
重ね焼きの広島タイプの
お好み焼きです。
25㎝を超える大きさで
キャベツたっぷりの
そば入りのお好み焼きで
かなりのボリューム感ですが
意外にさらっと
食べられちゃう広島焼きです。

ソースは広島ではメジャーの
サンフーズのミツワソースです。
観光客に人気のお好み村の
全店で使用されています。

ミツワソースはコクや旨みが
しっかりと感じられるのに
キャベツの甘みがわかる
素材の味を邪魔しない
美味しいソースで
広島出身の私は
昔から馴染みのあるソースです。

広島生まれの今や全国区の
おたふくソースもありますが
私はミツワソース派です。

さて話しを戻して
最後にこの店の味の感想ですが
広島焼きとして間違いなく
及第点はクリアーしています。
しかし不満点もあります。
今回はこの店一番の特徴である
ガーリックパウダー入りを
断っているので
その点を除いての評価ですが
まずお好み焼きは
熱々の鉄板の上で食べたい。
これは絶対条件です。
それとそばはもう少し
カリカリにしてもらいたかった。
この2点が残念なところでした。

*広島粉もん屋評価*
 《越田》を10としたら 5点

最後に店主であられる
気さくなお母さんとの
広島焼き談義
どうやらお母さん自身は
広島出身ではない感じでしたが
この姫路で広島焼きを
営んでおられる事に
凄く親しみを感じました。
いつまでもお元気で
頑張って下さい。
また食べに寄らせてもらいます。
ご馳走さまでした。

麺屋《昂》新大阪店

2016-02-20 10:00:00 | 大阪府大阪市
2016#15
【虎バカグルメ日誌】

毎年恒例の夏のイベント
ウル虎の夏2016で着用する
限定ユニフォームが
2/5に発表されました。

昨年も好評だった
チームカラーの黄色を
ベースに袖を黒に染めて
力強さが強調された
シャープなユニフォームです。
私も度々このブログで
書いていますが
何故ホーム&ビジターの
ユニフォームには
黄色を使わないのでしょうか?
とにかく私はこのデザイン
かなり好きです。
ウル虎の夏のイベント日程は
7月26~28日の東京ヤ3連戦と
7月29~31日の中日3連戦の
計6試合です。
おそらく今年も
この6試合は観戦者全員に
ユニフォーム配布と
なるでしょう。

本日紹介するお店は
大阪市営地下鉄御堂筋線
梅田駅から
千里中央方面へ2駅目の
西中島南方で下車し
新御堂筋の高架下を
新大阪方向へ徒歩数分
右側の角にある
横浜家系 つけ麺/ラーメンの
麺屋《昂》新大阪店です。

赤色を基調にした
看板/暖簾/幟と店外観は
赤色ベースに黒と白の3色
勢いを感じる毛筆体の文字と
如何にも家系店の店構えです。
いきなり話しが飛びますが
何故上記のような外観が
横浜家系ラーメン店には
多いかと言うと
横浜市西区に店を構える
家系ラーメンの総本山
吉村家の外観にどの店も
似せているのでしょう。

さて《麺屋 昴》に話しは
戻しますが
店先に飾られている
大きなメニュー看板で
でか盛りメニューの
存在も確認出来ました。

店に入り直ぐ左側にある
券売機で食券を購入します。

店内の構成は
中央に仕切りがある対面式の
短いカウンター席?と
2人掛け/4人掛けの
テーブル席で
コンパクトにまとまった
明るく雰囲気の良い店です。

テーブル周りや店内至る所に
家系特有の味の調整と
つけ麺の麺の量が選べる事を
表記しています。

人間離れ向けメガ盛り
麺1000gはとても気になる
魅力的なメニューですが
超濃厚魚介つけ麺ってところが
私にとってはネック
どうも私は魚粉入りの
ラーメンは好きではありません。
私はパスさせて頂きます。

卓上には豆板醤/おろしニンニク/
胡麻/胡椒/ラー油/酢/一味/
そして紅生姜が置いてあります。

これらを自分の好みで足して
味を変化させて頂くのが
この店のとんこつラーメンを
食べる流儀のようです。

まっ! これも家系ラーメンの
スタイルではありますが
ニンニクチップや千切り生姜など
本場の店には常備されている
トッピング品がありません。

とんこつ醤油 味玉 770円

チャーシュー/青菜/海苔の
家系必須の3種の具材は
揃っていて見た目は
横浜の家系ラーメンです。
しかしよく見ると
鶏油のギトギト感が少なく
良い意味での豚骨臭も
若干物足りなさを感じます。

さて麺ですが
極太とは言えません。
本場横浜で食べる麺よりは
細いようですが
太めの平打ちストレート麺で
弾力があって
食べごたえは十分です。

また小麦の香りも感じられる
美味しい麺です。
次にスープですが
かなりマイルドです。
醤油辛さも鶏油のギットリ感も
全然物足りなさを感じる
残念なスープです。
濃厚とんこつ醤油?
この程度のスープでは
後引く旨さとは言えません。

おそらくここ関西の味に
かなり寄せてきた味だと思います。
悪くはありませんが•••
いや はっきり言おう!
横浜家系ラーメンは
色んなご当地ラーメンの中で
一番美味しいラーメンです。
関西の味に合わすな。
もっと横浜家系ラーメンに
自信を持て!
このままの味なら
横浜家系絶対信者の私の
再訪はまずありません。
正直 がっかりしました。

*横浜家系ラーメン屋評価*
 《吉村家》を10としたら 3点

《くし家金澤》

2016-02-12 10:00:00 | 石川県金沢市
2016#14
【虎バカグルメ日誌】

一人金沢爆喰いの旅 第7弾です。
金沢の街を歩いていると
金沢おでんの文字を
良く見掛けます。
姫路にも姫路おでんと言って
生姜醤油で食べる
独特の食文化があります。
金沢おでんの特徴は何か?
調べてみましたが
統一した味や食べ方
または素材などに
定義があるわけでは
なさそうです。
ただ石川県金沢市は
日本一おでんが消費されている
地域だと言われているそうです。
市内の飲食店では
1年中おでんを提供している
お店が多いそうです。
もちろん家庭でも食べられていて
味に統一性はなく
それぞれのお店や家庭で
味を保っているそうです。

能加万菜《くし家金澤》

とにかく食べてみようと
昭和2年創業の名店
金澤おでん赤玉本店を訪ねたが
さすが人気店で満席との事
そこで赤玉本店近くで
店先に出されていた
看板を頼りにこの店に
飛び込みました。

能加万菜•••?
のうかばんざい•••?
全く意味がわかりません。
ホームページで調べてみました。

加賀や能登の旬の食材や
調味料を使った
ここでしか味わえない
その時々の美味しい食べ方や
新しい食べ方で
お客様を心からもてなしたい。
そんなお店の気持ちが
詰まった4文字だそうです。

この店のメニューです。

若干 割高感を感じますが
串かつもおでんも
品数が豊富です。

《くし家の串かつ》
 おまかせ10本セット 1400円

海老/レンコン/しいたけ/おくら/
きす/ヤングコーン/アジ等
店員さんが持って来てくれた時
説明がありましたが
忘れてしまいました。
ソースはあっさりした
ウスターソースで
大阪の串カツの味に
慣れている人には
少し物足りなさを
感じるかもしれません。

金澤おでん盛り合わせ 800円

バイ貝/大根/厚揚げ/
車ふ/赤巻と5種類
味は薄味で特に特徴もない
極普通に美味しいおでんです。
バイ貝/車ふ/赤巻辺りが
金澤おでん特有のネタですね。

くし家のあんかけ
 だし巻玉子 500円

メニューにはあんかけと
書かれていましたが
あんは掛けるなと
お願いしました。

手作りポテトサラダ 450円

サイドメニューも
充実しています。

最後にこの店のこだわりを
紹介します。

美味しい素材をより美味しくと
お皿から醤油差しに至るまで
金沢市周辺で生産される
色絵の磁器である
九谷焼を使用しています。

《むさし坊》

2016-02-11 10:00:00 | 石川県金沢市
2016#13
【虎バカグルメ日誌】

一人金沢爆喰いの旅 第6弾です。
今回はお蕎麦です。
ここは福井県ではありませんが
石川はお隣の県なので
ここでも当然越前そばが食べられるであろうと
金沢の街を散策している時に見掛けた蕎麦屋
手打ちそば《むさし坊》にお邪魔しました。

JR金沢駅東口を出て鼓門をくぐり
近江町市場に向かって直進すること徒歩約5分
市場とのちょうど中間辺りの西門口前の信号の角
西福寺前にある蕎麦屋です。

ここで少し越前そばについて書いておきましょう。
日本屈指の蕎麦どころである
福井県嶺北地方で主に食される蕎麦の事で
食べ方は大根おろしを蕎麦に乗せ
かけツユで食べる「ぶっかけ」と
大根おろしに出汁を加えて
つけツユで食べる「つけそば」の
2種類のスタイルがあります。
大根おろしを使うので「おろしそば」とも
呼ばれているようです。

コシのしっかりした蕎麦に
辛み大根おろしがどっさり入った
みぞれ状の冷たいダシをかけて頂く
おろしそばを本場の福井では
冬でも食べるのが一般的なんだそうです。

この店のメニューです。

蕎麦の甘みと香り そして大根おろしの辛みが
見事に調和された美味しい蕎麦で
私もそれを期待しておろしそばを注文しました。

蕎麦が来るまでは
地元の名酒 吉田酒造店の手取川を頂きました。

やや淡麗の辛口で大変口当たりの良い
飲みやすくて大変美味しいお酒です。

手取川(常温)1合 500円

手取川の豊かな伏流水
白山から清澄で寒冷な空気
豊かな米の実り
農閑期の豊かな労働力が
生み出した石川県の地酒です。

おろしそば(大) 1000円

小ぶりの丼に盛られたぶっかけそばで
正統派の越前スタイルです。
石川県鳥越地区で穫れたそばを100%使った
田舎そばに近い感じの二八そばで
プリプリっとした歯切れのよい
気持ち太めのお蕎麦です。

蕎麦つゆはぶっかけだからなのか
やや甘めに感じました。
残念だったのはおろし大根が全く辛くなくて
期待外れだった事です。
よくよくメニューを見たら
辛口おろしそばと
辛み大根を使ったおろしそばが
別メニューとしてありました。

最後にそば湯を頂いて
ごちそうさまでした。

本格的な越前そばかと言えば少し疑問ですが
悪くはありませんでした。
普段使いに適した昭和の香りが漂う
町のお蕎麦屋さんでした。

《近江町市場寿し》本店

2016-02-10 10:00:00 | 石川県金沢市
2016#12
【虎バカグルメ日誌】

一人金沢爆喰いの旅 第5弾です。
カレーもラーメンも美味しいですが
やはり金沢に来たら
新鮮な魚が食べたくなります。
今回紹介するお店は
JR金沢駅東口から徒歩10分の距離にある
毎日多くの観光客で賑わう
近江町市場内にある回転寿司屋の
《近江町市場寿し》本店です。

回転寿しと言っても
地物をはじめ新鮮で旨い魚を
ベテランの寿司職人が握る
本格的な寿司が食べられると
人気の高いお店です。
近江町市場内に今回訪れた本店の他に
近江町市場寿し支店と
海鮮丼いちばの2軒があり
どの店も行列を作っています。

店入口脇に置かれたメニュー看板です。

ノドグロやガスエビなど
地物の新鮮なネタを
惜し気もなく大きめに切り
握りもちらしもボリュームがあって
美味しそうです。

この店のメニューの一部です。

数種類ある握りセットの内容が書かれています。
全てのセットにあら汁が付いています。

のど黒入り
 贅沢握り(12貫) 2380円

左上から
まぐろ/イカ/ブリ/いくら/うに/ネギトロ
右上から
タイ/サーモン/アジ/ズワイ蟹/甘エビ/ノドグロ

あら汁
セットに付いているあら汁です。
うーん ダシが効いて大変美味しいですが
これをあら汁と言うのかなぁ?

さすが職人が握った
見た目に綺麗な美味しそうなお寿しです。


何と言ってもノドグロの握りです。
これまでノドグロは
干物を焼きでしか食べたことが
ありませんでした。
ノドグロの美味しさは
白身のトロと言われるように
やはり脂だと思います。
熱を加えると上質な脂が湧き出てきて
淡白な白身に甘みと旨みを与えます。
今回初めてノドグロを生で頂きました。
上品な味わいで大変美味しく頂きましたが
ノドグロは生より
やはり干物を遠火でじっくり熱を加えた
焼きに優る物なしだと私は思います。