2021#25
【虎バカグルメ日誌】
今週のタイガース
*7/12~7/14 対横浜De(甲子園)
○ 7/12 ④-③ ○及川
● 7/13 ②-⑧ ●アルカンタラ
● 7/14 ③-④ ●ガンケル
週間星取表 ( 7/12 ~ 7/18 )
㊊ ㊋ ㊌ ㊍ ㊎ ㊏ ㊐ 勝敗 順位
①.阪神 ○ ● ● ー ー ー ー 1-2-0 ➡️
②.読売 ー ● ● ー ー ー ー 0-2-0 ➡️
③.ヤク ー ○ ○ ー ー ー ー 2-0-0 ➡️
④.中日 ● ● ● ー ー ー ー 0-3-0 ➡️
⑤.横浜 ● ○ ○ ー ー ー ー 2-1-0 ↘️
⑥.広島 ○ ○ ○ ー ー ー ー 3-0-0 ↗️
7/14 終日時点の
セ•リーグの順位表です。
試合 勝 敗 分┃ 差 ┃
①.阪神 84 48 33 03┃ --- ┃
②.読売 85 43 32 10┃ 2.0┃
③.ヤク 83 42 32 09┃ 0.5┃
④.中日 86 32 42 12┃10.0┃
⑤.広島 82 30 42 10┃ 1.0┃
⑥.横浜 86 31 44 11| 0.5|
タイガースのチーム成績
打 率:⑤ .251 防御率:② 3.32
得 点:④ 343 失 点:② 304
本塁打:④ 82 盗 塁:① 71
昨日 今季前半戦が終了しました。
タイガースは84試合消化して48勝33敗3分
2位読売Gに2ゲームの差を付けて
一度も首位の座を譲ることなく前半戦を終えました。
正直 交流戦後は息切れ状態で苦しい戦いの連続
最後は這いつくばって息も絶え絶えって感じで
前半戦のゴールテープを切りました。
後半戦に向けて不安は増すばかりのチーム状態ですが
取り敢えず 前半戦を貯金15で終えたことは
誉めてあげたいと思います。
さて明日から約1ヶ月間 オリンピック開催中は
プロ野球の公式戦は中断となります。
しかし1ヶ月間も空けると選手たちが
試合感を取り戻すのが大変になるので
2021 プロ野球エキシビションマッチと銘打って
タイガースは12試合パ•リーグの4球団と
練習試合を行います。
2021 プロ野球エキシビションマッチの
試合日程です。
7/27~7/29 対千葉ロ (甲子園)
7/30~8/01 対西武L (甲子園)
8/03,04,06 対オリBu(京セラD)
8/08~8/10 対楽天GE(楽天生命)
とにかく異例の長い中休みをまずは疲労回復
しかし休養し過ぎて体が鈍らないよう
気をつけて下さい。
そして8/13に迎える今季2回目の開幕を
1回目と同様にロケットスタートを決めて
リーグ優勝のゴールテープを切って下さい。
それではグルメネタに話題を移します。
今回 紹介するグルメ店は
姫路市エリアにあるお店です。
姫路バイパスとの並行区間の国道2号線
姫路市中心部の大手前通りから約1.5km東進した
[🚦姫路天神前]の手前右側に店を構える
手打そば《武蔵》市川橋店です。

*住所*
姫路市市川橋通 2-38
蕎麦の香りと繊細な味を追究すべく
産地や品種 薬味や器にもこだわり
毎日職人が心を込めて打った蕎麦を提供する
手打そば《武蔵》市川橋店は
2020年8月上旬にオープンしました。
姫路市内に武蔵と名乗る蕎麦屋が他に2軒
広畑と北今宿にあります。
箸袋に書かれている店名の字体が同じなので
おそらくチェーン店だと思います。
店外の様子です。

店の前を通る国道2号線に向けて
手打ちそばと書かれた幟が数本だけと
飾り気は全くありません。
店内の様子です。

まだ開店して1年経っていないので
木の香りも感じられる明るく綺麗な店内です。
*客席状況*
カウンター席:4席
2人掛けテーブル席:5卓
4人掛けテーブル席:2卓
6人小上がり座敷席:1卓
各卓上の様子です。

常備品:メニュー表/水ピッチャー/爪楊枝
調味料:七味唐辛子
この店のメニューの一部です。

温/冷のそばメニューの他に
定食メニューや丼とのセットメニューと
そこそこの品数です。
それでは私が頂いたメニューをご覧下さい。
天せいろそば 1300円
*大盛り +180円

私は初訪問の蕎麦屋では天ざる/天せいろ を
頂く事と決めています。
蕎麦屋を評価をする上での私なりの指標となる
定番メニューです。
*せいろそば (大盛り)

手切りの証である不揃いの太さのそばの表面は
ややざらついていてつけつゆがよく絡み
口に含むと鼻腔に抜けるそばの香りが楽しめます。
ただ 少し食感が柔らかめで私の好みではありません。
大盛りにしてもやや不満のそばの量 等
総合的にやや残念なせいろそばでした。
食後に店員さんに蕎麦湯の要否を聞かれ
蕎麦湯を頂きました。

とろみの少ないさらっとした蕎麦湯でした。
*天ぷら盛り合わせ

盛り合わせ内容
海老/蓮根/かぼちゃ/ピーマン/ソーメン
ソーメンの扇揚げと云った洒落た一品もありますが
海老も1尾だけだし やや貧相な盛りに感じました。
親子重 880円

親子丼と温そば とのセットメニューです。
冷たいそばへの変更も出来ます。
*親子丼

具材内容
鶏肉/玉子/玉ねぎ
玉子のとろみ加減は厳しく言うとややオーバー気味
味の濃いつゆだく気味の親子丼で悪くはありませんが
かけそばの方もダシが利いているので
親子丼の方はもう少し薄味でも良いと私は思います。
*温そば

具材内容
蒲鉾/天かす/刻みネギ
鰹ダシの効いた濃いめのかけつゆは絶品です。
しかしそばの方は天せいろ同様 残念なそばでした。
もう少しピンとした張りのあるそばが
食べたいものです。
私のそばへの想いはなかなか理解して貰えないと
思うのですが
そばは江戸の四大屋台飯の一つです。
だから江戸の粋が感じられないとダメなんです。
では江戸の粋とは何ぞや?
武士は喰わねど高楊枝と云うことわざがあるように
私はやせ我慢の美学や見栄っ張りが
江戸の文化だと思っています。
そばの先にちょこっとつゆを浸けてすするのが
ざるそばの粋な食べ方と言われていますが
本当はどぼっとつゆに浸けて食べた方が旨いと
誰もが思っていますよ。
でも塩を少し掛けて食べたり何だかんだと
通ぶって食べるのがそばなんですよ。
だから張りのない軟弱食感のそばは問題外
江戸の粋が全く感じられないんですよ。
レジ横にはお土産品が置かれていました。

そば茶やそば粉のクッキー?を販売しています。
最後にうんちく話をおひとつ
蕎麦屋に行くと もり/ざる/せいろ と云った
メニューを見掛けますが
みなさんは3つの蕎麦の違いを答えられますか?
まずはそれぞれの歴史です。
登場した時代順に説明します。
*せいろ蕎麦 (江戸初期~中期)
その頃は茹でるとちぎれやすい十割蕎麦だったので
今とは全く違う食べ方でした。
多分 そばがきのような塊だったのでしょう。
和菓子屋が饅頭を蒸すせいろで作っていたのが
語源のようです。
*もり蕎麦 (江戸中期)
小麦粉をつなぎに使ったニ八蕎麦の技術が確立され
現代の食べ方になった当時の主流は
皿に盛られた蕎麦の上からそばつゆを掛ける
ぶっかけ蕎麦でした。
皿に盛るからもり蕎麦なんだそうです。
*ざる蕎麦 (江戸中期~)
深川にあった伊勢屋というお店が
始めてざる蕎麦を出したと言われています。
その頃のざる蕎麦はざるに盛られた蕎麦を
かけ蕎麦とは別のざる蕎麦専用の汁に浸けて食べる
つけ蕎麦のような食べ方だったようです。
刻み海苔を掛けた今のざる蕎麦のスタイルは
明治以降なんだそうです。
せいろ蕎麦は蒸し器のせいろが語源ですが
近年は手打ちの専門店でよく使われている名称で
もり蕎麦は皿盛りが語源ですが
現代では塗り物のせいろに盛られることが多く
基本的に海苔は掛かっていません。
ざる蕎麦は大衆的なお店では
器の種類は問わず海苔が掛かった物を指しますが
手打ちの専門店では海苔は掛けずに
本当のざるに盛るお店もあります。
要するに結論ですが3種類の蕎麦の違いは
今では曖昧と云うか違いはありません。
これからの季節 ひんやり冷たい食感のつけ蕎麦は
食べやすくて良いのですね。
ただ カロリーはかなりお高めの悪魔の食べ物です。
食べ過ぎにはご用心下さいませ!