桐原達は表彰式を見終えた後、約束通り居酒屋で奢ると言う名の宴会をしていた。
結局、桐原の財布の中身を使いきる程食べられてしまい預金から下ろさなければならない事態になった。
佐枝子達と分かれるとさっそく銀行に向かう。
これで若干お金を降ろして生活費とこれから一人で飲もうかと思っていたが・・・・・・・
桐原中尉「なんでお前らついてくる。」
ウォルター「それはその・・・・・・・・・・」
イェル「あれでありましてね。」
桐原中尉「あれとはなんだ?まさか俺の給料を狙っており居酒屋で二次会としゃれこむ気か!?」
ウォルター「その通りですよ。」
桐原中尉「勘弁してくれ・・・・・・」
ウォルターとイェルが付いてきてしまい二次会としゃれこむ事ができなかった。
いつもいつもなんで来てしまうのか・・・・・・・・
もっともこのような事が好きなのか・・・・・・・・まったく分からん・・・・・・・
もう・・・・・・・勘弁してくれと叫びたい・・・・・・・
【ゼントラーディ軍.ラプラミズ直衛艦隊】
マイクローンスパイを輸送したラプラミズ艦隊は本来は他の直衛艦隊と共に本隊の警護につくはずだが。
今回の様子は違っていた・・・・
カムジン率いる第110分岐艦隊第7空間機甲師団の背後に展開する形で、マクロスの進入ルートを封鎖。
撤退した第67分岐艦隊に代わり包囲網を形成する。
一種の包囲作戦のように捉えられるが事情が違う。
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ティレノール「カムジンの監視とは・・・・・よくもこのような命令を引き受けましたねラプラミズ司令。」
ラプラミズ「マイクローンスパイを送り込む任務のついでだ、別に問題はないだろう。」
ティレノール「まぁ兵士達の心の問題を解決する事もできますからね・・・・・・・・・それとカムジンですが・・・・・」
ラプラミズ「カムジンか・・・・・・・・あいつは無断行動するからな、もし命令違反を犯す場合は我が艦隊が止めなくてはならない。」
ティレノール「そうですな。」
ラプラミズ艦隊は包囲を形成するために今回の作戦に参加しているわけではない。
本当の目的はカムジンの監視である。
捕虜の一件以降、マイクローンがプロトカルチャーではないかと疑ったボドルザーは判明するまでの間マクロスを撃沈する事を禁じた。
ラプラミズはその指令を受け取ると素直に従う姿勢を取る。
だがカムジンは真反対な対応を取った。
それは積極的にマクロスを攻撃し撃沈する事であった。
カムジン以下の面々は上の命令を腰ぬけだとか腑抜けなどの暴言をもらしてしまい。
上位部隊である第110分岐艦隊司令官はボドルザーから物凄い御叱りをもらいカムジンを注意するが・・・・・・・
そんな事は聞けないのか、とっとと第110分岐艦隊から抜けていつも通りの独断専行の行動を取る。
しょうがないから、一応包囲形成するために部隊の配置だけはしておけと伝え第110分岐艦隊の司令官はめんどくさいカムジンをお払い箱のようにカムジンをいろんな意味で見捨てた。
その頃。
アリー「ミツル・ファレット3級空士長、第10戦隊を率いる事を命ずる。」
ミツル「サ・エスケス。」
スヴァール・サラン級の甲板で30機のキヨラ隊の面々が駐機していた。
他の空戦クァドラン隊も合わせて60機、空戦ポッドを含め120機の大部隊である。
今回は出番あるのかと思ったが・・・・・・・・・・
ミツル「キヨラ1級空士長、我が隊に出撃はあるのでしょうか?」
キヨラ「さぁな・・・・・・・あるとしてもミリアが出番を奪うだろうな。」
と・・・・・・・キヨラ隊には待機命令があるが実際に一番乗りをする事がないため出番がない。
それはキヨラ隊よりも一番信頼しているミリアの部隊を最優先にしているためである。
いくら志願しようがラプラミズはミリアしか使わない方針なのでキヨラ隊はストレスがたまる。
それはキヨラ隊以外の部隊も同様であり、むしろキヨラ隊の方がマシである。
ラウラ「またミリア隊ですか・・・・・まったくあの女は・・・・・・」
メルバ「ラウラ・・・・・・・仮にも上官、そんな口は・・・・・・」
ラウラ「いいんだよ、ラプラミズ艦隊司令に可愛がられているあんな女なんか呼び捨てでも・・・・・むしろ同じ可愛がられている特別遊撃隊のナタルマ1級空士長のほうがましだっての。」
まだ若い女兵士ラウラ・べルタリアはミリアと激しい嫉妬心を持っており相当なくらい嫌っていた。
メルス・ビツルサ2級空士長の補佐で連絡する時には激しい口論する程に。
ミツル「ラウラ、今回は黙りなさい。私の部隊の一員として大人しくする。」
ラウラ「大人しくできるかっての、ミリアにミサイル一発でも撃ち込まないと・・・・・・・・」
ミツル「はいはいはいはい実際にやったら私が責任もって消去刑(死刑)するからね。」
ラウラ「背後を味方が狙うのですか?・・・・・・・・・・ふん・・・・・・いいですよ。」
メフィリア「あぁ余計にミリア嫌いが強まった。」
ミツルがラウラを制止するが結局、ミリアへの嫉妬と険悪感を深めるだけであった。
その様子にミツルももういやという顔をする・・・・
そのミリア隊では・・・・・・・
ミリア「一斉に部隊が出撃する態勢なんだな。」
デワントン「ハッ、名目はマクロスと言われるマイクローンの船に対する包囲網のためいつでも出撃できるようにと・・・・」
ミリア「マイクローンの船にか・・・・・・まぁ豪勢と言ったら豪勢か・・・・・・・・・・」
メール「しかし・・・・・本来の目的は・・・・・・・・」
ミリア「どうせカムジンの監視だろう、背後に展開するとはカムジンが命令違反を犯したら背後から攻撃するかもしくは正面に立つかの二つだろうな。」
と今回の作戦について話し合っており、ミリアは作戦の内容がカムジンの監視と命令違反を犯した時の処刑役だと考える。
そうとなれば第7機甲師団と交戦となれば殺し合いができ喜びを得る事ができる。
ミリアはふっと笑う・・・・・・・・
モーア「一番乗りは私でよろしいでしょうか?」
ミリア「ふざけるな!!」
モーア「ですよね~」
モーア・・・・・・・それは譲る気はないぞと言わんばかりにふざけるなと一喝・・・・・
ミリアは心の中で・・・・・・
ーまったくいつも何故前に出たがるのだろうかモーアは・・・・?
ーやり過ぎるクセがあるからカムジン級に危険なんだな・・・・・・・・・
とつぶやく。
実際にモーアも命令以上の働きとやり過ぎ行為があるので女版カムジンと言っていいほどの兵士。
味方殺しはしないで実力2番は認めるが・・・・・・・・・ある意味心配でしょうがない。
ミリアはジト目になりつつ心の中で呟く。
結局、桐原の財布の中身を使いきる程食べられてしまい預金から下ろさなければならない事態になった。
佐枝子達と分かれるとさっそく銀行に向かう。
これで若干お金を降ろして生活費とこれから一人で飲もうかと思っていたが・・・・・・・
桐原中尉「なんでお前らついてくる。」
ウォルター「それはその・・・・・・・・・・」
イェル「あれでありましてね。」
桐原中尉「あれとはなんだ?まさか俺の給料を狙っており居酒屋で二次会としゃれこむ気か!?」
ウォルター「その通りですよ。」
桐原中尉「勘弁してくれ・・・・・・」
ウォルターとイェルが付いてきてしまい二次会としゃれこむ事ができなかった。
いつもいつもなんで来てしまうのか・・・・・・・・
もっともこのような事が好きなのか・・・・・・・・まったく分からん・・・・・・・
もう・・・・・・・勘弁してくれと叫びたい・・・・・・・
【ゼントラーディ軍.ラプラミズ直衛艦隊】
マイクローンスパイを輸送したラプラミズ艦隊は本来は他の直衛艦隊と共に本隊の警護につくはずだが。
今回の様子は違っていた・・・・
カムジン率いる第110分岐艦隊第7空間機甲師団の背後に展開する形で、マクロスの進入ルートを封鎖。
撤退した第67分岐艦隊に代わり包囲網を形成する。
一種の包囲作戦のように捉えられるが事情が違う。
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ティレノール「カムジンの監視とは・・・・・よくもこのような命令を引き受けましたねラプラミズ司令。」
ラプラミズ「マイクローンスパイを送り込む任務のついでだ、別に問題はないだろう。」
ティレノール「まぁ兵士達の心の問題を解決する事もできますからね・・・・・・・・・それとカムジンですが・・・・・」
ラプラミズ「カムジンか・・・・・・・・あいつは無断行動するからな、もし命令違反を犯す場合は我が艦隊が止めなくてはならない。」
ティレノール「そうですな。」
ラプラミズ艦隊は包囲を形成するために今回の作戦に参加しているわけではない。
本当の目的はカムジンの監視である。
捕虜の一件以降、マイクローンがプロトカルチャーではないかと疑ったボドルザーは判明するまでの間マクロスを撃沈する事を禁じた。
ラプラミズはその指令を受け取ると素直に従う姿勢を取る。
だがカムジンは真反対な対応を取った。
それは積極的にマクロスを攻撃し撃沈する事であった。
カムジン以下の面々は上の命令を腰ぬけだとか腑抜けなどの暴言をもらしてしまい。
上位部隊である第110分岐艦隊司令官はボドルザーから物凄い御叱りをもらいカムジンを注意するが・・・・・・・
そんな事は聞けないのか、とっとと第110分岐艦隊から抜けていつも通りの独断専行の行動を取る。
しょうがないから、一応包囲形成するために部隊の配置だけはしておけと伝え第110分岐艦隊の司令官はめんどくさいカムジンをお払い箱のようにカムジンをいろんな意味で見捨てた。
その頃。
アリー「ミツル・ファレット3級空士長、第10戦隊を率いる事を命ずる。」
ミツル「サ・エスケス。」
スヴァール・サラン級の甲板で30機のキヨラ隊の面々が駐機していた。
他の空戦クァドラン隊も合わせて60機、空戦ポッドを含め120機の大部隊である。
今回は出番あるのかと思ったが・・・・・・・・・・
ミツル「キヨラ1級空士長、我が隊に出撃はあるのでしょうか?」
キヨラ「さぁな・・・・・・・あるとしてもミリアが出番を奪うだろうな。」
と・・・・・・・キヨラ隊には待機命令があるが実際に一番乗りをする事がないため出番がない。
それはキヨラ隊よりも一番信頼しているミリアの部隊を最優先にしているためである。
いくら志願しようがラプラミズはミリアしか使わない方針なのでキヨラ隊はストレスがたまる。
それはキヨラ隊以外の部隊も同様であり、むしろキヨラ隊の方がマシである。
ラウラ「またミリア隊ですか・・・・・まったくあの女は・・・・・・」
メルバ「ラウラ・・・・・・・仮にも上官、そんな口は・・・・・・」
ラウラ「いいんだよ、ラプラミズ艦隊司令に可愛がられているあんな女なんか呼び捨てでも・・・・・むしろ同じ可愛がられている特別遊撃隊のナタルマ1級空士長のほうがましだっての。」
まだ若い女兵士ラウラ・べルタリアはミリアと激しい嫉妬心を持っており相当なくらい嫌っていた。
メルス・ビツルサ2級空士長の補佐で連絡する時には激しい口論する程に。
ミツル「ラウラ、今回は黙りなさい。私の部隊の一員として大人しくする。」
ラウラ「大人しくできるかっての、ミリアにミサイル一発でも撃ち込まないと・・・・・・・・」
ミツル「はいはいはいはい実際にやったら私が責任もって消去刑(死刑)するからね。」
ラウラ「背後を味方が狙うのですか?・・・・・・・・・・ふん・・・・・・いいですよ。」
メフィリア「あぁ余計にミリア嫌いが強まった。」
ミツルがラウラを制止するが結局、ミリアへの嫉妬と険悪感を深めるだけであった。
その様子にミツルももういやという顔をする・・・・
そのミリア隊では・・・・・・・
ミリア「一斉に部隊が出撃する態勢なんだな。」
デワントン「ハッ、名目はマクロスと言われるマイクローンの船に対する包囲網のためいつでも出撃できるようにと・・・・」
ミリア「マイクローンの船にか・・・・・・まぁ豪勢と言ったら豪勢か・・・・・・・・・・」
メール「しかし・・・・・本来の目的は・・・・・・・・」
ミリア「どうせカムジンの監視だろう、背後に展開するとはカムジンが命令違反を犯したら背後から攻撃するかもしくは正面に立つかの二つだろうな。」
と今回の作戦について話し合っており、ミリアは作戦の内容がカムジンの監視と命令違反を犯した時の処刑役だと考える。
そうとなれば第7機甲師団と交戦となれば殺し合いができ喜びを得る事ができる。
ミリアはふっと笑う・・・・・・・・
モーア「一番乗りは私でよろしいでしょうか?」
ミリア「ふざけるな!!」
モーア「ですよね~」
モーア・・・・・・・それは譲る気はないぞと言わんばかりにふざけるなと一喝・・・・・
ミリアは心の中で・・・・・・
ーまったくいつも何故前に出たがるのだろうかモーアは・・・・?
ーやり過ぎるクセがあるからカムジン級に危険なんだな・・・・・・・・・
とつぶやく。
実際にモーアも命令以上の働きとやり過ぎ行為があるので女版カムジンと言っていいほどの兵士。
味方殺しはしないで実力2番は認めるが・・・・・・・・・ある意味心配でしょうがない。
ミリアはジト目になりつつ心の中で呟く。