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阪急新線が狭軌!

2023-01-06 | おでかけ情報
北梅田~新大阪間は、JR西日本が事業主体の梅田貨物線の地下化事業で、開業は2023年春の予定、もうすぐです。



そんな時期、年末にこんなニュース(産経新聞)が報道されました。

阪急十三駅と新大阪、うめきたを結ぶ新線、13年開業へ
  2022/12/27
 https://www.sankei.com/article/20221227-2YZDWPKGQVLGDNCGZ5RKCHIAF4/

それによると、

阪急阪神HDの次期社長に就任する嶋田泰夫副社長が27日産経新聞のインタビューに応じ、

阪急十三駅から、
・(新大阪連絡線)JR新大阪駅と、
・(なにわ筋連絡線)大阪駅北側の再開発地区「うめきた2期」の新たな地下駅「大阪駅」

を結ぶ阪急電鉄の新線を、それぞれ令和13年に開業させる方針を明らかにした。



新線は大阪駅が出発駅となる「なにわ筋線」と同じ「狭軌」と呼ばれる線路幅を阪急としては初めて採用するため、十三駅から関西国際空港方面に乗り換えなしで移動できる。

関空に優れたアクセスを持つなにわ筋線とが十三駅を通して阪急とつながることになり、・・・これまで大阪梅田駅を経由することが多かった阪急沿線からの新幹線への乗り換えも利便性が大幅に向上する。

と伝えています。


阪急が標準軌と異なる狭軌を建設することで、驚きをもって受け取られています。

なにわ筋線と結ぶ以上、JR・南海に合せることはやむを得ないことです。

◎日本の鉄道の幅は、次の4種類、

1,435mm:標準軌
1,375mm:馬車軌
1,067mm:狭軌
752mm:特殊狭軌

関西では、
・JR、南海、近鉄(南大阪線)は狭軌
・阪急・阪神・京阪・近鉄(大阪線など)、JR新幹線は、標準軌


阪急沿線の利便性は、十三で乗換になりますが、関空や新大阪へのアクセスは格段に改善されます。

車両製造や車両検査など阪急にとっては、課題があるのですが、工夫の余地があるのでしょう。

大阪の南北を結ぶ太い線ができ、阪急としても梅田駅とその周辺の相対的役割の低下を少しでも食い止めたいとの危機感もあると思われます。