メタセコイアは交野の植物園の元園長の三木茂博士(元大阪市立大学教授)が1941年に化石として発見した植物です。
その後、中国で生きているメタセコイアが見つかり、1950年にアメリカの研究者から100本の苗木が贈られ、全国の大学や自治体に配布されました。
その一本は植物園に植えられ、今も元気に育っています。
その一本は植物園に植えられ、今も元気に育っています。
そのメタセコイヤの林の傍に小さな池があり、周りには、ラクウショウの気根が連なって見ることができます。
そして、池には赤褐色の落ち葉の筏がふんわり浮かんでいます。
実は、ラクウショウの葉は複葉のように見えて、単葉で互生だそうで、羽状に見える枝ごと落ちるので落羽松と名づけられたとも・・・。
来園の保育園のこどもたちは、その落ち葉を直径1メートルほどに丸く集めて、お風呂といって、落ち葉の湯に浸かって遊んでいます。
園の看板より
ヌマスギ (ラクウショウ)
Taxodium distichum (L.) Rich.
ヒノキ目 ヒノキ科 ヌマスギ属 (旧スギ科)
落葉高木で、雨季になると洪水など で水に覆われる湿地帯に野生している。
根による呼吸が湿地中では困難なため、地中を横走する根から地上へ呼吸根を 出して呼吸する。 水や湿気に対して耐朽性があり、水槽などに利用される。
開花期:4月
採集地:不明
分布:北アメリカ(南部)
昨日は、暖かい一日でした。