世界各地でスパイクタンパク質に特徴的な変異を有するオミクロンの亜系統、及び組換え体が複数報告されており、国内でもBQ.1系統の占める割合が増加しつつあります。
※ADB2023/1/25鈴木先生資料3-2 より
一方、米国ではXBB系統の亜系統であるXBB.1.5系統が増加傾向にあります。
※米国CDCデータより
※ADB2023/1/25鈴木先生資料3-2 より
一方、米国ではXBB系統の亜系統であるXBB.1.5系統が増加傾向にあります。
※米国CDCデータより
日本でも、現在流行っている株よりも伝播が起こりやすい「XBB.1.5」への置き換わりが懸念されます。
※ADB2023/1/25鈴木先生資料3-2 より
上図の拡大図
XBB.1.5の対BA.5の相対的再生産数
※ADB2023/1/17西浦先生資料3-3より
上記の更新版
※ADB2023/1/25西浦先生資料3-3より
これによると、
XBB.1.5は、BA.5と比較すると1.48倍ぐらいの相対的な再生産数(*)と推定され、
*1人の感染者あたりの平均的な二次感染者数
伝播力が高く、免疫をすり抜ける恐れもあり、注意が必要です。
第8波が減衰傾向を示し、インフルエンザとの同時流行の様子も、今見られないので、このまま新たな株の流行を抑えたいですね。