20200408 start!

ソーシャルディスタンスを縮めるよう、交流の場をスタートしました。

これからのコロナ対策の肝は?

2023-01-22 | 健康
マスク着用の有効性のアメリカでの研究について、西浦先生のインタビュー記事で紹介されています。

”飲食店のパーテーション、テーブルのアルコール消毒、思い切ってやめられる? 緩和が進む日本でやるべきコロナ対策の仕分け”
 https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/nishiura-2023-jan-3

この中で、
『Lifting Universal Masking in Schools — Covid-19 Incidence among Students and Staff
  学校でのユニバーサル マスキングの解除 — 生徒とスタッフの間での Covid-19 の発生』

 https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2211029
によると、

・発生率 (人口 1000 人あたりの毎週の Covid-19 症例数) は、
 学生とスタッフ全体 (パネル A)、学生のみ (パネル B)、スタッフのみ (パネル C)

・破線は、マスク要件を解除した週を示す。
  第 1 (1);46学区、第 2 (2);17学区、および第 3 (3);7学区。
  2学区はマスクを維持。


ボストンのマスク着用の義務を維持した二つの小学校と多くの緩和した小学校によって新型コロナの発症がどれぐらい違うか比較

その結果、黒の線が着用を続けたところ、最初に緩和したところが一番陽性者が多かった水色の線

「着用による感染リスクの減弱が見られた」との実証エビデンス

そして、西浦先生は、

対策を分類して考える
ことを進めるべきとしています。



具体例として

①;マスク着用など
②;手洗いを続ける習慣など
③;わかりやすいのは飲食店のパーテーション(一定の効果はあるけれど、換気の方が重要)など
④;アルコールでテーブルを拭くこと(感染が成立するリスクで言うと1万分の1未満)など


メリハリのある対策に移行し、人々が”賢い”行動をとれる体制に近づくことが大切ですね。