
すごい、やっぱりひとつの奇跡ですよね。
7年もの歳月を経て、月以外の天体に着陸、帰還という「はやぶさ」の快挙。
実は「はやぶさ」が出発するとき、申し込めば自分の名前が打ち込まれたプレートが「イトカワ」まで運ばれるよと友人から教えてもらっていたのを、思えばその頃わたくし“鬱”でな~んにもやる気がなくって、そのお誘いも無視してしまったのですが、忘れた頃に急遽脚光を浴びることになった惑星探査機。
壊れたエンジンの生きている部分だけを組み合わせて動作できるようにした冗長設計というのがすごい。
イカロスの帆もミウラ折りという日本人が発明した折り方で簡単にたためて、しかもイッパツで広げられるという優れもの。
資源のない日本では、やはり技術で勝負というのが王道なのだと確信します。
そして何より「あきらめない」ことの大切さを「はやぶさ」は教えてくれたんじゃないでしょうか。
久しぶりに胸ときめいた出来事でした。