楽しいブログ生活

日々感じた心の軌跡と手作りの品々のコレクション

N番目の旅人

2011-05-14 23:36:52 | 日記

知り合いの書いた本なので、注文して手に入れ、読了した。文芸社、速水はやと著(もちろんこれはペンネーム)
かいつまんで言えば、パラレルワールドに平行世界を組み込んだ骨組みのなかに、70年代のノスタルジーを詰め込んだ作品ということになるだろうか。
正直なところ、睡眠不足の頭で(いや、そうでなくてもだろう)中身の全貌が理解出来たとは思えないが、楽しく読めたので儲け物だったと思う。
思うのだが、多くの人は、自分が世界の中心で自分の感覚が正当、自分は恐らくは多数派に属していると感じながら暮らしているのではないだろうか。
たまたま、わたしはSFやマンガが好きで、それが非常に当たり前のことなので、そうじゃない人に出会うと不思議に感じてしまうというところがある。
しかし、読者であるのと創り手であるのとの間にはやはり大きな壁があって、それを乗り越えることの出来る人もいるが、大概の場合はそんな難作業に取り掛かったりしないのだ。
楽しく読めたという背景には、そのガッツに対しての賞賛、SFの匂いのするものに対して無条件に好意的反応をしめしてしまう性癖が影響しているとは見ている。
読み直す時間が取れれば、もうちょっとましなレビューに挑戦したいと思う。
言い訳だが、体調が悪く、脳細胞もごく一部しか働いてない気がするのだ。
昨日はまたうたた寝して、気付くと日が変わってました。このところ順調よく更新してたのに、自分にがっかり。
身体が意識とは乖離して“異形のもの”に変化しつつある自覚がある。
これが年を取るということなのだろう。
コメント
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