男子厨房に入る ー 独り言

近頃のシニアは元気がいいのです。まだまだ体力のある間はと動き回っていろいろと感じた事を書き綴っています。

地域興し

2005-12-20 | Weblog
人が集まればそこに消費というお金の流通が起きて経済を活性する。人を集めるために、そして人が集まればそれを飽きさせずにする仕掛けをし、その仕掛けに従事する人の雇用が生まれ地域経済を活性化させる。そんな事で地域興しを皆さんはお考えになるのでしょうが、長く支持されるという事も大変重要な視点です。もちろん企画段階では長く続くと考えてのことでしょうが、新しく出来たときには注目されて、各地からの視察や観光バスも来て賑わうのが、人の噂も何とかで真新しさが失せると共に人の足も遠のき施設全体が只広くて授業員数がお客さんよりも多い日々が続くという事になってしまいます。多くの人に長く支持される1つの要素は、分かり易い、覚え易い呼び名もあると思います。名は体を表すと言う言葉あります。変に横文字を多用したりして、大部分の日本人に理解されないようでは、長続きが難しいでしょう。呼び名はいろんな年齢層に共通して理解されるのを望みたいです。
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フィリピンが熱い

2005-12-20 | Weblog
デトロイトより名古屋を経由してマニラに行くNW71便に乗ると、多くのフィリピンの方と同席してその熱きパワーに圧倒されます。海外出稼ぎ労働者の多いフィリピンです。政府発表によると、データが少し古いのですが、2002年1月から8月までに、海外に出稼ぎ労働者として出国したフィリピン人の総数は638,875人に達した。ただし、この数字はあくまでも公式のルートに限定した数値であって、非公式のルートを含めれば、出国者数は更に増加する。また就労を目的に海外に滞在しているフィリピン人の総数は、2002年8月現在、少なくとも500万人いると推定されている。しかし、出稼ぎ労働は功罪合い持っています。 フィリピン中央銀行によると、海外出稼ぎ労働者からの本国送金は、2002年上半期、約41.4億ドル、前年同期比43.2%増加した。1999年以来、フィリピン人の本国への送金額は減少する傾向にあったが、ヨーロッパ、アフリカ、アメリカに出稼ぎに出た労働者が増加したことが、送金額の増額につながったと分析されている。

 フィリピン経済は、慢性的な高失業率を解決できないため、多くの労働者は海外に出稼ぎ労働に出ることを希望し、それが失業率の上昇に歯止めをかけている。また、これら出稼ぎ労働者のドル建てによる本国送金額は、為替市場におけるフィリピンペソの安定に貢献している。加えて、フィリピンの年間為替取引手数料収入のかなりの部分は、海外出稼ぎ労働者から送金に関連するものと見られている。

 フィリピン政府は、国家の命運をも左右する海外出稼ぎ労働者を支援するため、職業訓練など幅広いサポート体制の構築に積極的である。また、これら出稼ぎ労働者が不当な労働条件にさらされないよう、関係国に働きかけたりしている。しかし、政府のサポート体制はすべての分野において高い評価を受けているわけではない。最近、権利意識の高い海外出稼ぎ労働者の間で不満になっているのが、整備の進まない不在者投票制度であり、早期実現に向けて多種多様な運動が各国において展開されている。

 ただし、近年出稼ぎ労働者の中には、単身で海外に長期滞在するケースも決して稀ではなく、そうした情況は家庭の絆を弱めているという批判も出ている。最近の調査によれば、両親の一方、特に母親のほうが海外に出稼ぎに行っている家庭の子供は、学校の成績があまり良くなく、概して情緒不安定になりがちであるという調査報告が出ており、何らかの対策が望まれている。
彼らの話す英語は家族同士でも英語でコミュニケーションをするほどに洗練されています。その英語を使って、我々日本人にはちょっと見られない積極的な対人アプローチ、社交性は母国以外に出て活躍する大きな力となっています。そのフィリピンの方の海外パワーが日本に介護者として活躍するためにフィリッピンで訓練を受けているのです。
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