<<在ニューヨーク総領事館からのお知らせ>>
在留邦人のみなさまへ
平成18年1月20日
1.1月19日、カタールの衛星テレビ局「アル・ジャジーラ」は、
ウサマ・ビン・ラーディンによるとされる声明の録音テープを報じ
ました。同声明は、米国への攻撃を予告する一方、長期停戦の提案
を行っており、その要点は以下のとおりです。
(1)米国内での攻撃が遅れているのは、米国の治安対策を突破す
ることが難しいからではない。作戦は準備中である。
(2)我々は公正な条件に基づいて長期停戦に応じる用意がある。
停戦が実現すれば、戦争で破壊されたイラクとアフガニスタンを
再建することができる。
(3)我々は、戦争を耐え抜き、戦場から逃げ出すことはない。
2.ウサマ・ビン・ラーディンによるとみられる声明が報じられた
のは、2004年12月27日(2005年1月のイラク国民議会
選挙のボイコットや更なるテロ攻撃を呼びかけたもの。)以来です。
他方、アル・カーイダの幹部であるアイマン・アル・ザワヒリに
よるとされるビデオ・メッセージは、最近でも同「アル・ジャジー
ラ」で報じられており、1月6日には、イスラム共同体の解放はジ
ハード(聖戦)によってのみ実現されるものと述べ、また昨年9月
1日には、同年7月に発生した英国・ロンドンでのテロ事件を称賛
するとともに、パレスチナ、イラク、アフガニスタンへの侵略に加
担する国々の領土や権益が攻撃対象である旨述ています。
3.これらウサマ・ビン・ラーディンやアイマン・アル・ザワヒリ
によるとみられる声明の信憑性は明らかになっていませんが、この
ような声明が各地のテロ組織に影響を及ぼす可能性も排除されない
ことに留意し、テロ事件や不測の事態に巻き込まれることのないよ
う、最新の関連情報の入手に努め、テロの標的となる可能性がある
施設等の危険な場所にはできる限り近づかない、大勢の人が集まる
場所では警戒する、周囲の状況に注意を払うなど安全確保に十分注
意を払って下さい。
また、テロ事件が発生した場合の対応策を再点検し、状況に応じ
て適切な安全対策が講じられるよう心掛けてください。
在留邦人のみなさまへ
平成18年1月20日
1.1月19日、カタールの衛星テレビ局「アル・ジャジーラ」は、
ウサマ・ビン・ラーディンによるとされる声明の録音テープを報じ
ました。同声明は、米国への攻撃を予告する一方、長期停戦の提案
を行っており、その要点は以下のとおりです。
(1)米国内での攻撃が遅れているのは、米国の治安対策を突破す
ることが難しいからではない。作戦は準備中である。
(2)我々は公正な条件に基づいて長期停戦に応じる用意がある。
停戦が実現すれば、戦争で破壊されたイラクとアフガニスタンを
再建することができる。
(3)我々は、戦争を耐え抜き、戦場から逃げ出すことはない。
2.ウサマ・ビン・ラーディンによるとみられる声明が報じられた
のは、2004年12月27日(2005年1月のイラク国民議会
選挙のボイコットや更なるテロ攻撃を呼びかけたもの。)以来です。
他方、アル・カーイダの幹部であるアイマン・アル・ザワヒリに
よるとされるビデオ・メッセージは、最近でも同「アル・ジャジー
ラ」で報じられており、1月6日には、イスラム共同体の解放はジ
ハード(聖戦)によってのみ実現されるものと述べ、また昨年9月
1日には、同年7月に発生した英国・ロンドンでのテロ事件を称賛
するとともに、パレスチナ、イラク、アフガニスタンへの侵略に加
担する国々の領土や権益が攻撃対象である旨述ています。
3.これらウサマ・ビン・ラーディンやアイマン・アル・ザワヒリ
によるとみられる声明の信憑性は明らかになっていませんが、この
ような声明が各地のテロ組織に影響を及ぼす可能性も排除されない
ことに留意し、テロ事件や不測の事態に巻き込まれることのないよ
う、最新の関連情報の入手に努め、テロの標的となる可能性がある
施設等の危険な場所にはできる限り近づかない、大勢の人が集まる
場所では警戒する、周囲の状況に注意を払うなど安全確保に十分注
意を払って下さい。
また、テロ事件が発生した場合の対応策を再点検し、状況に応じ
て適切な安全対策が講じられるよう心掛けてください。