大統領予備選挙の最中、クリントン陣営は候補者のヒラリーの登場も多いのですが、旦那の元大統領と言うこともありビルの登場も激しさを増しています。こんなマスコミでの元大統領の登場を、オバマ派は疑問視しています。元大統領がヒラリーと一緒に登場するのは、何か元大統領がヒラリーと同一視され見る人に何か良くないメッセージを与えると訴えています。確かに夫婦ですから一緒にいてもおかしくは無いのですが、公平公正な選挙と言う点からは疑問視されても当然でしょう。ヒラリー陣営はそれを逆手にとっての戦略かもしれません。先日は、ビル旦那サングラスをかけてサックスを聴衆の前でご披露していました。傍らで見ていた、ヒラリー女房は笑っていました。さて、夫婦2人3脚の選挙、吉とでるか。ビル旦那、どこかの府知事みたいに選挙運動中に、セクハラ行為はないでしょうね？？何しろ前科ありのお人ですからね。
オハイオ州でも予備選挙が近づいてきており、テレビでの候補者のコマーシャルがしきりと流れて来ています。一番頻度が多いのが、オバマ候補者（46歳）です。彼はアメリカ上院で、現在唯一のアフリカ系アメリカ人（ただし白人とのハーフですので、純粋なアフリカ系ではありません）ハワイ、ホノルルで生まれ。お父さんはケニヤ系生まれのイスラム教徒で、お母さんはアメリカ、カンザス出身のスェーデン系白人労働者一家の生まれです。ですから、「奴隷の子孫」としてのアメリカ人の血は引いていないとの事。イスラムの戒律ではイスラム教でなければならないのですが、本人は現在キリスト教プロテスタントです。ハワイでは白人であるお母さんとお母さんの両親に育てられた自伝で釈明しています。名門コロンビア大学を卒業後、ハーバードロースクールに入学、アフリカ系として史上初の「ハーバードローリビュー」の編集長も勤めたのです。
米国の景気が後退局面に入ったと騒がれ、株価の下げが進んでいます。ブッシュ政権はそれではと、日本のどこかの党がやったような、個人への税の還元を公表しています。そうすると、そんな事がいまさら効果があるのか、無いのか、額が多い、少ないの議論が湧き出ています。外国人の私も当然納税していますから、この還付私にもあるのか興味はあります。米国がくしゃみをすれば日本は風邪を引く諺ですから、日本は今から予防注射をしても遅いのでしょうね。時節柄、風邪には注意しましょう。
世の中便利になったもんです、なんて事を言うと年寄りの台詞ですが、今夕は日本、アメリカ、カナダを入れた３極電話会議でした。時差を考慮して日本の朝、北米の夕方からでした。音も鮮明で、お互いに意見を交換し、通常のメールだけでの情報交換では出来ない、即断即決。約１時間半の国際会議でした。IP電話を利用したものですので、さほどコストもかかっていないのではと、知らない私は思うのですが、如何でしょう。他所不便を感じたのは、発言の順番でしたが、それも始まってしまえば、お互いに必要度の高い所から発言が出るのは自然で、成り行き任せでした。そして、少し沈黙があると別の所から発言が出ると言った感じです。先日のウェブ会議は失敗しましたが、今回のIP電話会議は成功でした。
