アメリカの会社ですから、事務所に行けばコーヒーはいつも飲み放題です。コーヒー好きにはたまらないでしょう。私はどうもコーヒーを飲んだあとの口の中の感触がいまいち好きでないので、なるべくコーヒーは飲まないようにしています。特に午後から夕方にかけてのコーヒーは睡眠に大きく影響するので、注意しています。最近はもっぱら、ココア(ホットチョコレート)にしています。調べてみますと、ポリフェノールが一杯で、ストレスや抗菌に良いと書かれています。アメリカ人の中にもコーヒーよりココアの人もいて、厨房にはいつもネスカフェのココアが用意されています。出社して一杯、午後一杯で楽しんでいます。
日本語で言うとかなり怖い雰囲気の言葉、「監査」ですが、こちらの会社ではほぼこの言葉が使われています。どうやら日本的な堅苦しさは無く、ちょっと確認、チェックまで「監査(オーディット)」が蔓延しています。昨日から私の会社でも姉妹会社の監査を行っています。事情があって初日に出席できなかった私は途中からの参加でした。この途中からの参画が非常に難しかったのです。私は日本的にキッチリとやりたかったのですが、アメリカ的に進んでおり、その軌道修正は不可能でした。アメリカ人のやり方はインタービュー形式が主体で、おしゃべりを楽しんでいる雰囲気です。相手の言っていることを聞くだけで監査が出来れば苦労しません。言っていることの真意を、証拠、記録、現場、現物で確認し、真実を見つけるのが監査の極意と思うのですが?もう取り返しが付きませんでした。
映画「ブロークバック・マウンティン」に主演し、06年の」アカデミー主演男優賞の候補に挙げられたオーストラリア出身の俳優ヒース・レジャーさんが、22日、ニューヨークの自宅アパートで亡くなっているのが見つかりました。今朝からテレビではそのニュースが多く取り上げれています。死因はNYPDが調査していますが、薬物の過剰摂取の可能性があるとされています。部屋に睡眠薬など処方薬の錠剤が散乱していたそうです。悲報を受けNYのアパート周辺は報道陣や見物人の多くで騒然とした雰囲気のようです。夕刻のCNN、ラリーキングライブでもこれを取り上げ、友人知人を中心に彼の死を悼むコメントを放送しています。「ブロークバック・マウンティン」をご覧になった方は、誰もが彼の演技力の素晴らしさを実感されたでしょう。28歳という若さでの事故でした。
冬の季節の飛行機による出張は、天気に左右されてフラストレーションが溜まります。昨日と今日にかけてカナダへの出張でした。往路はたった5名の乗客でゆったり定刻のフライトでした。とこが一夜明けた今日はシンシンと朝からの降雪で一時は、今日中には帰れないのかと心配して、早めに空港にでかけました。空港までの道路はもう除雪も済み早めに到着しました。ここまでは良かったのです、そして飛行機も定刻にタラップを離れたのですが、これから離陸までが約1時間、滑走路の手前で機体に融雪剤を吹きかける作業が入ってきたのです。他の飛行機も同様に融雪剤をスプレーしていますから、このお陰で離陸前の飛行機が滑走路手前で数珠つなぎです。お陰で目的地に着いた折には多少時間を稼ぎましたが、45分遅れでした。日本ではあまりそんな融雪剤を振り掛けるのは見かけませんが、大変な事です。
日本では食品の原産地問題や、賞味期限がしきりと話題になっております。しかし、海外ではその点ではかなり緩い状況です。近くのいつも日本食料品を買うお店では、期限切れ、もしくはすれすれの日本から輸入した食品を廉価販売しています。これも買う人があるから、その販売も成り立つのでしょう。とにかく、経済感覚に鋭いアジア系の人たちは、その日の閉店間際にそのお店に行って、もうこれは今日中に売らないと期限切れになるから、「只でくれ」と、言って迫るくらいのお客さんが沢山います。多少の賞味期限なんかどうやら無視の商売そして購買ではないかと思います。でも、結構自分たちの家にも賞味期限すれすれや、超えたものがあるのが現実ではないでしょうか?全部捨てています?
911事件で家族全員が犠牲者となり、ひとり取り残された男を中心に、語りあう事で人の心が癒されてくると言う事をテーマにしている映画です。アラン・ジョンソン(ドン・チードル)は、米ニューヨークで働く歯科医。最愛の妻と可愛い子供たちに囲まれ、幸せな日々を送っていた。ある日、アランは学生時代のルームメイト、チャーリー・ファインマン(アダム・サンドラー)を街で見かける。5年前、チャーリーの身に起こった悲劇(911)を新聞記事で知り、消息が気になっていた。人とのかかわりを断ち、音楽とゲーム、台所のリフォームで、なんとか精神のバランスを保っているチャーリー。一方の、アランも何不自由ないようにみえるが、同じビルで開業する精神科医・アンジェラ(リヴ・タイラー)を仕事帰りに待ち伏せ、「友人の相談」と称して自分の身の上話を繰り返している。チャーリーとアラン。二人は互いを必要としていた──。 鉄砲による打ち合いも、カーチェイスや格闘も無い、しかし見るものに訴えてくる作品でした。第20回東京国際映画祭参加作品のひとつです。
無線LANの普及で最近は都会の街中、あるいは公共施設などで多くのWi-Fiスポットが出現しています。しかし無線だけにその存在がわかりにくいのですが、アメリカではそのWi-Fi無線の信号の強度でTシャツのマークが明るくなったり、暗くなったりして、Wi-Fi信号の存在を目で見て解るようTシャツが売られています。お値段は約30ドル、ギークには便利はウェアーではないでしょうか?でも洗濯しても大丈夫でしょうかねぇ?詳しくはこちらのサイトをご覧ください。
日本の人には申し訳ないですが、ピザだけは日本よりアメリカのほうが味もお値段もダントツに良いですね。今日も会社の休日出勤でピザで夕食を済ませました。ピザ屋さんも豊富ですが、冷凍のピザもこれまた豊富です。家庭での食事には日本同様のピザの宅配まありますが、それよりも廉価にあげようとすれば、この冷凍ピザがお値打ちです。この冷凍ピザをあまり良しとしない人も多いのですが、探せば結構美味しい物に出会います。昨夜私が試してものもそのひとつでした。カリフォルニアシンクリスピークラストのガーリックチキンピザです。ベースもその名の通り薄くて、にんにくの香りもよく、オーブンを400度に予熱して12分の加熱で出来上がりでした。ベースが薄い分多く食べてしまうのは、仕方が無いでしょう。
歌の題名の様ですが、そんなムードの有る物では有りません。こちらアメリカでは降雪があると道路、駐車場などに融雪材とした岩塩をまくのです。それが乾いた後はどこも真っ白状態です。一瞬雪がまだ残っているのかと見間違う程に真っ白なのです。この塩まじりの泥水は粘着力が強く車も真っ白です。早く洗車をしなければと思っているうちに、また次の雪が降ってきてとても洗車をする間もありません。昔はこの道路にまく塩が元で車の錆が進行し大きな問題になっていたのですが、最近の車はすべて表面処理鋼板していてそんな心配はありませんが、時折見る蜂の巣状に錆びた車は、かなり古い車でしょう。つい先日は南の方の州でも、雪が降ったようです。そんな南の州で少しでも雪が降った物で、会社の生産は大混乱したようです。
ただ今、我が職場では風邪がはやっていて、あちらで「ゴホン」こちらで「ゴホン」が聞こえて来ています。そこで中国人の従業員が「なんでアメリカ人は、日本人みたいに、風邪を引いて咳をするときにマスクをしないんですかねぇ」と、半ば怒った顔で話しかけてきました。その人のまん前に、風邪を引いた人が咳をしきりとしているので、困っているのでしょう。アメリカ人には解らないだろうと日本語で話しかけてきたのです。確かにその通りで、その人のお陰でまた、他の人が風邪を引き、その人がまた他の人と絶え間なく移っていくのは確かです。見かねた私はその風邪引きに、「風邪がひどいようだから早退したら」と持ちかけたのです。「一人の風邪引き出勤大きな迷惑」とは、言いませんでしたが、無理をして出てもらっても風邪引きが増えたら困り者です。そんな人に囲まれて私も、なんだかちょっと風邪気味の感じです。薬を早く服用して休息が一番です。
アメリカのパンはおいしくないと言うのがもっぱら、こちらに住む日本人の評価です。しかし、ベーグルだけは別で、日本で食べるものよりアメリカで食べるベーグルの方が種類も豊富で、楽しませてくれます。元々はヨーロッパで生まれた物の様ですが、アメリカに伝わり、アメリカ人の間では食パン以上に食されていると思います。生のままで半分に割って、バター、クリームチーズ、その他のペースとをぬっても、トースターでこがして同じようにぬっても、どちらでも楽しめます。中は柔らかく外はカリカリ、その両方の食感が楽しめるのがベーグルの良さでしょう。日本でも都会では売っているようですが、地方はどうでしょうか。ドーナツのように穴があいていますが、ドイツ語このような形の事をベーグル(あぶみ)と言う説もあるようです。乾燥を防げば品質は数日間たもたれるし、水分量が少ないので、冷凍保存なら家庭用の冷蔵庫で1ヶ月程度は十分保存できるとの事です。一度試してみましょう。
長い事海外に住んでいると、日本人も現地化してきて、おかしな日本語が出てきたり、おかしな英語が出てきたりする物です。今夕、多少暗くなって退社時に駐車場に向かってあるいていると、同僚の日本人が外出から帰って来たのか、事務所の方に歩いているのとすれ違ったのです。そして私は彼に向かって「お先に失礼します」と声をかけたのです。暗いくてよくわからなかったのかも知れませんが、彼から帰って来た言葉が「シーユートモロー」と、返って来たのです。思わず笑えて来ました。日本人の私が行ったのですから、「お疲れさまです」くらい言えば、いいのに上手くもない「シーユートモロー」でした。我が社には日本語の達者なアメリカ人もいますから、それと勘違いしたのかなと、思ったのかとも考えましたが、それは無いでしょう。彼もアメリカ生活6年目位ですから、日本語がおかしくなっても不思議ではないですが、おかしい出来事でした。
年に1回の検診を受けようとしてファミリードクターの所に行って参りました。ちゃんと予約を取っても、診てもらう時間よりまたされる時間の方が長いのは日本と同じですね。お医者さんは待たされるものと、これは世界中共通でしょうか?結局のところメインの検診は来月の予約となり、もう一度来なければなりません。ところが、心配なのは次の検診です。窓口の人が言うには、30分で終わると言うのです、レントゲン、胃のレントゲン、なにやかんやでとても30分で終わる物ではないと思うのですが…。
アメリカNBC系で放映されている、懸賞番組です。たぶん日本のスポーツチャンピンみたいな番組にヒントを得て作成された番組だと思います。ちなみに日本で作成されたその番組(サスケ)もこちらで放映されています。この、グラディエイターズは一般の視聴者(とは言ってもかなり体力や闘争好きな人)が紅白に分かれて戦うのです。素人とは思えない筋肉マン、ウーマンです。個人の体力の限界を一人づつ、競うと言うよりも、まさしく戦いなのです。もちろんヘッドギアやプロテクターを着けての戦いですが、ゲームの途中で失神したり負傷して途中退場する出場者もあります。最後に残った勝者の獲得賞金は10万ドルです。この番組の司会で登場するのが、日本でも一時、プロレスでお馴染みだったハルクホーガンです。あの大きな白髪の髭は健在です。
アカデミー賞の前哨戦ともいわれる第65回ゴールデングローブ賞の発表が始まっています。NBC系で放映されています。今年は米脚本家組合のストライキの影響で授賞式は中止されています。この授賞式の中止でLAの経済的損失は約90億円にも推定されると言うのですから、たかが授賞式と侮れません。放送を予定していたNBCがその一番の被害を受け広告収入約16億とも22億とも言われる額が飛んでいったのです。ただ今NBCでは候補となった映画の映像を解説とともに流しています。映画好きな私のとっては授賞式典の映像よりもこちらの方が良いと思っていますが…。赤い絨毯を歩くスターの映像は昨年のものを流しているのでしょうか?