先日、”農業公園まつり”(あけぼの山)で「マコモダケ(真菰筍)」を買ってきました。
マコモダケを食べるのは初体験です。真っ白でやわらかく、淡白な味が魅力な野菜とのことです。
これは、「マコモ」に黒穂菌と呼ばれる菌類の一種が感染した結果、茎や新芽が膨らんだものです。
古くから日本に自生しているものは、食用には適さず、食用の栽培種として、中国などから導入し改良された系統が栽培されているそうです。
今回はオーブントースターで素焼きにして、外皮を剥いて、塩と七味を振って食べました。
白い部分を食べますが、基本的には無味無臭ですが、ほのかに甘味があり、シャキシャキしています。筍みたいな感じ。
(なお、きんぴら、炊き込みご飯、メンマ、磯部揚げなどにすると美味しいそうです)
「マコモ(真菰)」↑(Zizania latifolia) イネ科マコモ属で水辺に群生する多年草
日本をはじめ中国の東部から東南アジアに広く分布。
水深が数十cm程度あるような場所で水に浸かるようにして生えています。草丈は2mにも達することがあります。
花期:8~9月 雌雄同株。 50㎝にもなる大きな花穂をつけ、上の方の穂が雌花で、下の方の穂が雄花です。
収穫期:10月中旬~11月中旬 中国や台湾などでは一般的な食材として流通しています。
なお、古記事や日本書紀にも登場するほど食用や薬用としても用いられ、食物繊維やタンパク質、ビタミンが豊富です。