「ワタ(綿)」の花。アオイ科の多年草(栽培種は一年生)。
世界各地の熱帯または亜熱帯地域が原産。
綿の種類はおよそ37種あり、このうち4種が衣料繊維に利用されるそうです。
花径は約6cmでオクラの花とよく似ています。
花(アジア綿?)だけを見ると混同します。(撮影:'19.9.5)
花は3枚の包葉に包まれ、内側に萼(がく)があります。
花弁は5弁で写真では花色が淡い黄色。
品種によっては白色や紫色のものもあります。
開花後、赤く変色します。(撮影:06.7.23)
日本の在来種は、アジアメンの中のシロバナワタの系統とされています。
草丈は1 m~1.5 m程度で、葉は3~5裂。(撮影:'19.9.5)
花芯が濃紫色だとオクラの花とそっくりですが、こちら(アメリカ綿?)は花芯も同色です。(撮影:’05.9.11)
花びらの縁が赤い「コットンボウヤ」という種類もあります。
開花期は7~8月ですが、9~10月に果実をつけます。(’撮影:04.9.18)
開花してから 50~60日後に成熟した 蒴果 (さくか) が割れ、綿毛が見えてきました。(撮影:’04.12.11)
ワタは成熟すると、はじけて、3~5室から成るコットンボール(さく)となります。直径7cm程度。(’撮影:04.9.18)
白く柔らかな綿毛が盛上がって、一見、花が咲いたようになります。白いワタだけでなく、緑、青、茶色のものがあります。
1つのコットンボールにつき25 ~ 35個の種子ができます。
種子は食用油のほかマーガリンや石鹸の原料として、搾油後の粕は精製して主に飼料や肥料として用いられます。(撮影:’06.11.5)
こちらは「ブラウンコットン」です。
フォロワー登録ありがとうございます。
つまらない内容ですが、よろしくお願いします。