果肉を生で食べるには、少し酸っぱすぎる「香酸柑橘類」
豊かな香りと酸味が食欲を引き立てることから、生食以外のさまざまな用途に活用されています。
昨日は冬至。ゆず湯に入り風邪予防をしました。
「ユズ(柚子)」(Citrus junos)別名:ホンユズ(本柚子) 果実:100~120g
上の写真のユズはフルハウスの5年前のユズです。今年は3個しか収穫できませんでした。
'231114 くらしの植物苑
癒される香りで人気。香辛料や薬味として皮まで活用できる。
主な産地は高知県、徳島県。[出回り時期]10月~12月
「スダチ(酢橘)」(C. sudachi) 果実は30~40gと小さめ ユズの近縁種で、徳島原産。
独特のさわやかな香りと風味が特徴。焼き魚、刺身、冷や奴、そうめん、サラダ等あらゆる料理に活用されている。
[出回り時期]周年(露地物は8月~10月)
「カボス(臭橙・香母酢)」(C. sphaerocarpa) こちらもユズの近縁種。果実:100~150gと大きめ
ユズの枝がわり。果汁が多く、酸味が強い大分県の特産品。熟す前の緑色の果実を収穫。鍋の薬味や酢の物で親しまれている。
[出回り時期]周年(露地物は8月~10月)
「シークワーサー」(Citrus × depressa)
別名:ヒラミレモン(平実檸檬) 沖縄県原産で、ほのかな甘みもある。揚げ物にかけたり、果汁を水で薄めてジュースにして飲む。
[出回り時期]8月~翌1月 8月後半から9月にかけて青い状態で収穫されたものが出荷されます。
「ライム」(C. aurantiifolia) 果実:30~100gで、レモンより小さめ。
ヒマラヤ地方原産。日本国内では愛媛県などで生産されている。
ライムには主に小さめの「メキシカンライム」と大きめの「タヒチライム」の2種類があります。
皮が黄緑色になった状態で収穫。料理のほか、カクテルやスイーツにも。
[出回り時期]9月~翌1月
'231124 サイパンレモン(ユーレカ種)(カルフォルニア原産)
「レモン(檸檬)」(C. limon) 広島県や愛媛県などで生産。
'231124 リスボン種(ポルトガル原産)
日本ではリスボン種とユーレカ種の栽培が多い。さわやかな酸味で、使いやすい定番食材。
[出回り時期]周年
'050101 ダイダイ、ウラジロ、ユズリハを飾り付けたお正月ならではの伝統的な玄関飾り(今は無き実家の玄関です)
「ダイダイ(橙)」(C. aurantium) 果実:150g~200g
果実が成熟しても木に付いたまま落ちることなく、何代もの実が一緒に1本の木になっていることから、「だいだい」という名前が付きました。
鏡餅の飾りとして知られる。実は果汁が多く、食酢やジャムにも適している。産地は静岡県や和歌山県など。
[出回り時期]10月~12月
出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1701/spe2_01.html)など
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