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秋の実:琉球豆柿

2023年10月11日 | 花さんぽ・花めぐり

山地の日当りのよい谷間や斜面に生える「リュウキュウマメガキ(琉球豆柿)」(Diospyros japonica

別名:シナノガキ(信濃柿) 西アジア原産で、日本・台湾及び中国中部・南部に分布

カキノキ科カキノキ属の落葉高木 雌雄異株

樹高8~10mになる。樹皮は灰褐色で、なめらかであるが、成木では縦に浅く裂ける。

花期:6月頃 新枝の葉腋に黄白色の花をつける。花冠は壷形で、上部は4裂して反り返る。

葉は互生し、長さ6~18cmの広卵形から狭卵形、ときに長楕円形。縁は全縁。

裏面が粉白色を帯び、普通無毛。葉柄は長さ1~3cmと長い。 

果期:10~11月 果実は液果で、直径1.5~2.5cmの扁球形から球形。橙色から黒紫色に熟すが渋い。

黒檀材の代用となる。未熟果から柿渋を取る。果実は救荒食料となる。



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