2月4日〜2月18日は「立春」。立春は2月4日一日だけだと思っていました。恥ずかしや!
「春が立つ=春の兆しが見え始める時期」という意味で、暦の上で春が始まります。
新しい一年がスタートの時でもあります。
つくば植物園(2月9日)では早春を彩る花々が咲き始めました。
今が見頃の「シナマンサク(支那満作)」(Hamamelis mollis)
マンサク科マンサク属落葉小高木 花期:1月中旬~3月 中国原産
花の時期に枯葉が残っていて、香りのよい黄金色の花が咲きます。マンサク類では1番花が大きい。
スノードロップの一種「オオユキノハナ(大雪の花)」(Galanthus elwesii)
ヒガンバナ科マツユキソウ属の多年草 花期:2~3月
'080211 今頃、こんな風に咲いていると思います。
「ヘレボルス・アルグティフォリウス(アグティフォリウス)」(Helleborus argutifolius)
キンポウゲ科クリスマスローズ(ヘレボルス)属の多年草 フランス(コルシカ島)原産
有茎種で黄緑色の丸い花を、1花茎に30輪以上咲かせます。花びらに見える部分は本当は「ガク片」です。
同じく有茎種の「ヘレボルス・ボッコネイ」(Helleborus bocconei)イタリア原産
クリーム色から薄い黄緑色の花が咲き、良い香りがします。
「ヘレボルス・トルクァトゥス」(Helleborus torquatus) クロアチア原産
「プリムラ・ブルガリス」(Primula vulgaris) ヨーロッパなど
和名:イチゲサクラソウ サクラソウ科サクラソウ属の多年草
'210317 満開になると明るいレモンイエローの花が株を覆うほどにたくさん咲きます。
「シクラメン・コウム」(Cyclamen coum)東地中海沿岸原産
サクラソウ科シクラメン属の多年草 花期:1~2月
「スティックセニョール」(Brassica oleracea var. italica cultivar)
別名:茎ブロッコリー アブラナ科アブラナ属の多年草
ブロッコリーを品種改良してできた日本生まれの品種で、肥大した脇芽の蕾と茎を食べます。
フクジュソウの園芸品種「フクジュカイ(福寿海)」(Adonis ’Fukujukai’)ですが、まだ咲き始めです。
キンポウゲ科フクジュソウ属の多年草 花期:1月中旬~3月
ミチノクフクジュソウとフクジュソウとの雑種(3倍体)で種子ができません。
'070304 過去に撮影した写真です。
節分の頃に開花することから「セツブンソウ(節分草)」(Eranthis pinnatifolia)日本固有種
キンポウゲ科セツブンソウ属の多年草 花期:2~3月 準絶滅危惧(NT)
まだ平開していない2輪しか咲いていませんでした。
「ハンノキ(榛の木)」(Alnus japonica)の雄花序が枝先に数個下垂しています。
カバノキ科ハンノキ属。湿った土地に生える、高さ15~20mの落葉高木。花期:1月中旬~2月
春の訪れを感じる梅の花。まだ咲き始めの「シダレウメ(枝垂れ梅)」(Prunus mume f. pendula )
バラ科サクラ属の落葉小高木 花期:2~3月
「オオシマカンスゲ(大島寒菅)」(Carex oshimensis)日本(伊豆七島)固有種
カヤツリグサ科スゲ属の多年草 花期:1月中旬~3月中旬
まだ蕾の「オオシロショウジョウバカマ(大白猩々袴)」(Heloniopsis leucantha)の花です。
シュロソウ科ショウジョウバカマ属の多年草。花期:3~4月中旬
日本固有種(琉球列島) 絶滅危惧Ⅱ類(VU)
'210326 こんな花が咲きます。
'220105 温室で満開になった株。屋外とは相当と趣が違います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます