'230319 つくば植物園
サバンナ温室の天井に届くほど大きくなった「サイザル(sisal)」の花がようやく咲きだしました。
'221125 高さ2ⅿほど。右側の花茎は「フルクラエア・フォエティダ」です。
剣状で放射状に生える葉の中心から花茎を伸ばし、グングン成長し今は7ⅿくらいになりました。
葉からとれる繊維は「サイザルアサ」と呼ばれ強靭であることから、船舶用ロープや玄関マットなどに使われそうです。
名前はユカタン半島(メキシコ)にあるサイザル港からこのサイザルアサが輸出されていたことに由来します。
別名:アガベ・シサラナ(Agave sisalana) メキシコ原産
クサスギカズラ科アガベ属の多年草
数十年(30年ほど?)をかけ成長したのち、1度だけ花を咲かせ枯れてしまいます。
滅多に見らないので、見過ごさないように開花を心待ちにしていました。
<追録> '230829 花を咲かせた株の葉は枯れ、新しい株が数株出ています。
'230319 なお、すぐ近くで「アガベ・種名不詳」の花も咲きだしました。
サイザルと似ているような? 草丈はサイザルよりも低く3~4ⅿほどでしょうか?
蕾(花)の数もかなり少ないようです。
'230223「アガベ・マクロアカンタ」(Agave macroacantha)も花茎を伸ばしています。
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