「マンドレイク(Mandrake)」別名:マンドラゴラ(Mandragora)
つくば植物園の解説によると、ヨーロッパ地中海地域原産の薬用植物で、ヨーロッパでは古くから知られています。
「人間の形によく似た根を引き抜くと根が悲鳴を発し、これを聞いた人は命を落とす」との伝説がある植物です。
'220112 写真は春咲きの「マンドラゴラ・オフィシナルム」(Mandragora officinarum)
現在は毒性が強いためほぼ薬用にはされていないそうです。
ナス科マンドラゴラ(コイナス)属の多年草
大根や人参の根が時折、二股に分かれたりしていますが、それよりリアルな形のようです。
映画「ハリー・ポッター」などにも誇張されて登場しています。
高温多湿の日本の夏を嫌がるため、国内での開花は珍しいそうです。
薄紫色のナスの花に似た花が咲きます。同園のサバンナ温室で展示されており、1月頃に見ることができます。
なお、「淡路ファームパーク イングランドの丘」では、15年以上前から栽培されていましたが、2018年に初めて咲いたそうです。
花が終わると「恋なすび」とも呼ばれる丸い果実をつけます。
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