神事などに用いられる「サカキ (榊)」(Cleyera japonica)
別名: ホンサカキ(本榊)、 マサカキ(真榊)
サカキ科サカキ属の常緑小高木 樹高:2~4m
本州(関東以西)・四国・九州、アジア東南部に分布
花期:6~7月 直径2cmほどで一重の白い5弁花をつける。
頂芽は長さ1cm以上で細長く、葉縁は全縁で先端が鎌状に曲がる。
赤茶色の新葉(5月頃~7月頃)。次第に硬く濃緑色へ変化。
葉は長楕円形で厚く濃緑色で光沢があり、ヒサカキに比べ葉が大きい。
葉裏↑。関東で販売されている神事用のサカキは鋸歯があるヒサカキであることが多い。
’240531 霧島神宮「榊」販売所(鹿児島県霧島市)
神事に用いるほか、庭木としても植栽され、耐陰性もある。
サカキの生垣。
’フクリン(覆輪)’(斑入り品種)
葉の周囲に乳白色の斑が入る。生育期には斑が黄色になる。
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