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秋~冬の実:ペカン

2023年12月06日 | 花さんぽ・花めぐり

'231129 つくば植物園

ペカン」(Carya illinoinensis)の果実が成熟し、4片に裂開して種子が顔を出しています。

クルミ科ペカン(カリア)属の落葉高木 樹高:~30ⅿほど。

樹皮は淡褐色または灰色で、不規則に割れ目が入る。

花期:4~5月 雌雄同種、雌雄異花

’210605 柏の葉公園(関係者以外立入禁止エリア)

雄花↑は、前年葉腋から短い軸の先に3本づつ穂状花序を下垂する。雌花は見たことがありません。

果実:ピーカンナッツ(ペカンナッツ) 果期:10~11月

果実は長さ約4cmの長楕円形。オニグルミと違い、外種皮(殻)は薄く、手で容易に割ることができます。

10~11月頃に果実が成熟すると果肉が裂け、外種皮に包まれた両端が尖った長楕円形の種子↑が落下する。

葉は互生につき、奇数羽状複葉。小葉は長さ5~18cmほどで11~17枚つく。

なお、ピーカンナッツは、ナッツ類の中でも脂質が多く、マカデミアナッツと同等。

500種を超える栽培品種があり、味はクルミに似ているが苦みが少ないそうだ。



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