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果実:モミジバフウ

2025年01月20日 | 花さんぽ・花めぐり

'250111 県立柏の葉公園

モミジバフウ(紅葉葉楓)」(Liquidambar styraciflua)の果実が大量に落果していました。

'240208 つくば植物園

和名はモミジバ状の葉形をしたフウの意味である。別名:アメリカフウ 

フウ科フウ属の落葉高木 北米原産 

樹皮は淡紅褐色で厚いコルク層が翼状に発達する。

花期:3~5月、雌雄同株。果実は集合果で、秋~冬にさび色に熟す。

総状に付いているのが雄花序。わかりにくいのですが下の方に1本だけ長い柄の先についているのが雌花序。

葉は長い柄があり互生し、葉質は薄く、上面は深緑色で無毛、下面は淡色で脂様の香がある。

葉は掌状で光沢があり、秋には美しく紅葉する。

なお、中国、台湾原産の「フウ」(別名:タイワンフウ)の葉は3裂しますが、本種は5~7裂するので見分けがつきます。

'211024 つくば植物園 モミジバフウの根

'090725 (旧)千葉県花植木センター(成田市) 

丸みを帯びた葉が特徴の園芸品種 ‘ロタンディローバ’ ('Rotundiloba') 基本種より成長は遅いが、樹勢は強い。

'210626 フウ(タイワンフウ)↑↓ つくば植物園

なお、日本ではカエデを「楓」または「槭」と表しますが、中国では「楓」は「フウ」を指します。

カエデの葉に似ていますが、カエデの仲間は葉が対生することで区別できます。



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