鹿児島県姶良市(あいらし)の蒲生(かもう)八幡神社に日本一の巨樹「蒲生のクス」を見に行って来ました。
日本一の巨樹「蒲生のクス」の妖精「くすみん」(姶良市のイメージキャラクター)※市HPより借用
「蒲生のクス」は、国の特別天然記念物に指定されています。
推定樹齢:約1,500年、樹高:30m、根回り:33.57m、目通り幹囲:24.22mの巨樹
昭和63年度の環境省の調査で地上から1.3m部分(目通り)の幹回りが3.0m以上ある全国の樹木を対象に巨樹・巨木調査を実施。
全国で約5.6万本もの巨樹が確認され、その中で「蒲生のクス」は日本一の巨樹であることが立証されました。
枝は剪定してつめてあり、残念です。
こちらは鹿児島県指宿市の「枚聞(ひらきき)神社」の樹齢約800年のクスノキです。
こちらは「熊本城」のクスノキ。詳細は判りませんがかなり大きいです。
「クスノキ(楠、樟)」(Cinnamomum camphora) 千葉県立柏の葉公園
クスノキ科クスノキ属の常緑高木
枝はよく分かれ、丸い樹冠になります。葉には長い柄があり、卵形、先も基も尖り光沢があります。
花期:5~6月。はじめ白く、のちに淡い黄緑色になる小さな花が咲きます。
目立たないので気づかない人が多いと思います。
果期:11~12月。果実は球形で初め緑色で、熟すと紫黒色となります。
クスノキには特有の香りがあり、主成分は樟脳(しょうのう)、昔はタンスの防虫剤として汎用されていました。
常緑樹だが、葉が入れ替わる春から初夏にかけて紅葉します。
新葉
クスノキ’レッド・モンロー’ 春の萌芽の際に黄色から紅色に変化する品種。
特に濃赤色の葉が目立つ。基本種のクスノキより成長は遅い。
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