田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、カード収集、旅、日々のあれこれなど。

今日は暖かいぞ!

2018年01月27日 | 昭和の杜で田舎暮らし
今朝は寒かったですね。真冬の厳しい寒さで、風も強く、月曜日に降った雪も残っていて震えました。
毎日、寒い寒いと言っているのでタイトルを「今日は暖かいぞ!」にしました。サッシ越しの日差しは真冬でも本当に暖かくて、昼食時などは縁側でぼんやり日向ぼっこをしていました
今日は、枯れ枝の整理や杉の葉を集めたりしましたが、どちらも大量なので夢中で作業をしていると汗が滲んできます。

今週は「過去最強クラスの寒気」、あるいは「数年に一度の寒気」という言葉が盛んに使われるほど強烈な寒気が流れ込み、記録的な低温とのことです。
春が待ち遠しいですね。

この強烈な寒気はようやく北上し始めており、今後は朝の記録的な冷え込みは終わりそうですが、それでも東~西日本で真冬の目安と言える-6℃以下の寒気に覆われる状態はしばらく続く見通しだそうです。

今日は、長生村にある手づくりパンの店「くんぷう」に初めて行ってきました。
場所は、茂原駅と八積駅の間くらいで、JR外房線の線路のすぐ南側にあり、幹線道路に面していないので穴場的な場所にあります。

今回はポテトピザ、あんパンなど購入しましたが、大変おいしく頂きました。

店名の「くんぷう」は、薫風なのかなぁ?

このパンは保存料を使っていないので日持ちがしないそうですが、我が家では買った先から食べてしまうので問題ありませんが。



「くんぷう」の隣はコーヒー店(ピケピケ)になっていて、パンを買うと1月~3月に限り、コーヒーが100円で飲めます。

座敷箒(ざしきぼうき)

2018年01月22日 | 田舎暮らしと道具
座敷箒は室内用で、畳の座敷を掃除するために使用するものです。勿論フローリング床など畳でなくとも使用可能です。(それくらい誰でも知っているわ!と怒られそうですが。)

座敷箒の材料は、京都以西が棕櫚(シュロ)が一般的で、ホウキモロコシの箒は江戸独特のもので「江戸箒」などと呼ばれていました。
江戸箒は当たりが柔らかくてコシがあるので、力を入れなくてもササッと掃き出しやすいのが特徴です。
電気掃除機の普及と畳部屋の減少で、昔ながらの「ほおき」は使用されることは少なくなり、今では家にこの座敷箒があるという家庭は少ないと思います。
しかし、今でも愛用されている方もいて製造・販売されています。ホームセンターにも売っています。
東京都中央区京橋に「白木屋傳兵衛」という「江戸箒の老舗」がありますが、こちらの店は天保元(1830)年に銀座で創業。その後商人の街京橋に移り、江戸の終わりごろからこの箒を作り続けているそうです。
私の子供の頃はどの家でもこの箒を使っていました。
写真の箒は茨城県筑波郡大穂町(現在のつくば市)で生産されていた伝統工芸品の「ほうき」です。
箒に使われる「ほうきもろこし」(イネ科:一年草)の栽培も無農薬にこだわり、地元産の草を使用し、昔ながらの製法にこだわり一本一本手作りしているそうです。
ホウキモロコシの名の通り、ぱっと見た感じはトウモロコシ畑そっくり。4月に種をまくと、青い草からだんだん黄色くなって、最後には黒い実が稲みたいに垂れてきます。ただ、そこまで実が出てしまうと箒として使えないので、種まきから3ヵ月たった7月くらいに草(穂)を収穫してしまいます。ちなみに、現在国内でホウキモロコシを栽培する専業農家はほとんどなく、国産品は大変貴重です。
我が家には元々2本の座敷箒(長柄箒と手箒)がありましたが、ヨレヨレになっていました。

やはり昭和の家にはこの手箒が似合うと思い、昨年の8月に茂原市の「藻原寺(そうげんじ)がらくた骨董市&フリーマーケット」で購入しました。
「白木屋傳兵衛」の特上品(手箒)は10,000円以上するものもあり、おてがる箒でも4,500円しますが、私の買った物は製造者直売なので、かなりリーズナブルなお値段でした。因みに長柄箒には、54,000円もする物まであります。これをどんな人が買い、どのような場所の掃除に使うの気になりますね。
ほうきの値段は、ほうきの種類とほうき草の量、柄の長さなどで決まり、利用頻度にもよりますが、だいたい10年から15年は使えるそうです。

火鉢

2018年01月22日 | 古民具っていいなぁ。
我が家には陶器の火鉢が7個あります。錆びた「火箸」もありますが、「五徳」、「火熾し機」、「消し壺」、「灰ならし」はありません。
炭火が柔らかく、燃える様は心が安らぎますね。
鉄瓶をかけ、湯を沸かしたり、焼きものや焙りもの、燗をつけるなど色々な利用方法もあり、古民家にはよく似合います。

現在は、他の暖房器具の発達などにより使用されなくなりましたが、一昔前まではどの家庭でも必ずあったものです。

大きい物が2個、小さい手あぶりと呼ばれる火鉢が5個です。どれも庶民的なもので高価なものはありません。
大きい物は、直径43cmと37cm、小さい物は直径26cmです。

中に灰が入っている物もありますので使おうと思えば使えます。
木灰は購入すると10Kgで5,000円~10,000円位するので、火鉢本体より高価です。炭も備長炭は高価で、中国産が安価です。
いずれにしても手間と費用が馬鹿になりません。

これは松の絵が書いてあります。

来年には中に炭を入れて、金網を被せ、餅を焼いて食べてみたいと思います。

刈払機

2018年01月22日 | 田舎暮らしと道具
田舎暮らしの必需品の筆頭と言っても過言ではありません。毎年暖かくなってくるとあっという間に雑草が茂ってきます。広い面積を手で刈り取るのは容易ではなく、かなりの重労働などので刈払機はかかせません。
1年の内、半年は草刈に追われ、刈っても刈っても2週間もすれば元のように草が茂るため刈払機がないと身がもちません。

1号機として購入したマキタの充電式の刈払機。値段が高いことと、パワーが劣ることが難ですが、静音性が魅力で電動式と比べて扱いやすいのが特徴です。満充電しても約20分しか使用できず、充電時間は40分位かかります。

2号機はこちら。 ガソリンを動力とし、使用前にガソリンを補填して使用するタイプで、パワフルですが音が非常に大きく、住宅地には向きません。
我が家のご近所さんはみんさんこちらを使用しているので、マキタの刈払機が故障したので購入しました。充電の手間はかかりませんが、振動が凄く、長い時間使っていると作業後も体が震えるような感じがします。
作業をしていると色々なものに当たってキックバックしたり、石などが飛んだりするので大変危険です。夏でも長袖、長ズボン、長靴など完全防備で作業をするので暑さとの戦いです。今年こそは給湯器を設置してシャワーを使えるようにしたいと思います。


椿が咲き始めました。

2018年01月21日 | 昭和の杜で田舎暮らし
今朝は霧が凄かったですね。光の加減で余計に凄い状態に見えます。



椿(ヤブツバキ)の花も咲き始めまた。

まだちらほらしか咲いていませんが、蕾をたくさんつけています。

満開(3月)になるとこんな感じになります。(撮影日:H29.3.18)
写真は撮れませんでしたが、淡いピンクと白の椿も咲いています。

これは、椿の実です。茶色い殻を取って実を絞って椿油を作るそうですが、同じつばき科のお茶の実からも油がとれます。

13日に開花した梅も一週間でかなり咲きました。

ユキノシタ(雪の下)(ユキノシタ科:多年草)の新葉。耐陰性が強く、日陰でも育ちます。根本から匍匐糸(ホフクシ)を伸ばして横へ横へと広がっていきます。
春に葉を天ぷらにして食べると美味しいとのことなので今度試してみます。



クチナシの実はかなり濃いオレンジ色になりました。



ノシラン(熨斗蘭)(ユリ科:多年草)。紺色で光沢があって美しい実。最初は「緑 」、次に「青」そして「紺」色になります。

ヤツデの実。果実は球形で4~5月に黒く熟します。この実を、鳥が食べて種子が散布されるのであちこちから芽が出てきます。