田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、カード収集、旅、日々のあれこれなど。

春の花:アグロステンマ

2020年05月11日 | 花さんぽ・花めぐり

私が所属しているボランティア団体が新型コロナの影響で約3カ月、活動休止状態です。

2020東京五輪では約11万人のボランティアが活躍する予定とのこと。

1年延期になり、来年はどうするのでしょう? 卒業を控えた学生も相当数いるのではと思います。

果たして来年は本当に開催できるのでしょうか? 

帰化植物の「アグロステンマ(ナデシコ科)」。別名は、ムギセンノウ(麦仙翁)、ムギナデシコ(麦撫子)。種子に毒があるため、中国名は「麦毒草」と書くそうです。

地中海沿岸~西アジア原産。秋まき一年草として花壇や切り花に比較的よく利用されます。

アグロステンマは、原産地のヨーロッパでは畑に生える雑草だったことに由来して「畑に美しく咲く」という意味です。

草丈60~90cmで、細く直立し葉も線形。耐寒性、耐暑性に優れていますが、倒れやすいのが難点です。

開花期は5~6月で、径2~3cm、赤紫色~桃色で縦の条斑が入ります。白花もあります。

5弁花は細い萼片とともに優しく反転し、ソフトな風情を醸し出しています。

 

 


春の花:ガザニア

2020年05月10日 | 花さんぽ・花めぐり

今年、65歳になるので市役所から「肺炎球菌予防接種」の知らせが届きました。

肺炎による死亡者の約98%は65歳以上の高齢者。病院に行くことは躊躇される状況ですが予防接種は必須です。

遂に高齢者の定義に入ってしまいます。リタイアンで年金暮らし、毎日が日曜日、いいのか?よくないのか?

ガザニア(別名:クンショウギク(勲章菊)」(キク科)。原産地は南アフリカで、一年草と多年草(宿根草)があります。

シルバーリーフに鮮やかなオレンジ色の品種「宿根ガザニア・ビクトンオレンジ

銀葉に美しいオレンジが目を引くこの品種が一番きれいです。

草丈30cmほどで多数の根出葉を出します。長い花柄を出して開花し、花色は白、黄、赤、オレンジ、ピンク、複色などです。

BOSOの南庭の「宿根ガザニア」。耐寒性、耐暑性ともに優れ、冬越しも可能です。

一昨年、一年草を買ってしまったのか、すぐに枯れてしまいました。

開花期は4~10月。日光の当たる間は花が開き、日が隠れる夕方や夜、日中でも曇りの日には花が閉じています。

こちらもシルバーリーフの品種。とてもカラフルで目が覚めるように鮮やかな花色の美しい品種がたくさんあります。

 


春の花:アルストロメリア

2020年05月09日 | 花さんぽ・花めぐり

今、「トチノキ(栃ノ木)」の花が見頃です。トチノキは大木になり、大型の掌状複葉の上(枝先)に花が咲くため、なかなか真横や上から見ることができません。(写真:最下段)

先日、高知に住む義兄の御母堂が満100歳で逝去されました。天寿を全うした大往生でした。

しかし、新型コロナウイルス感染防止の観点から近親者のみでの寂しいお見送りとなりました。心よりご冥福をお祈りいたします。

大正時代に日本に渡来した「アルストロメリア」は、ユリ科(又はユリズイセン科)の多年草です。

当時は派手すぎてあまり好まれなかったそうですが、バブル時代以降、一気に人気が出たとか。

花持ちがよくて花弁も丈夫で扱いやすいため、現在は花束やフラワーアレンジメントに多く利用される人気のある花です。(別名:ユリズイセン(百合水仙)、ユメユリソウ、インカノユリ)

南アメリカ原産(チリからペルーに自生)で、開花期(最盛期)は5~6月(切り花は周年)で四季咲きもあります。名前はスウェーデンの植物学者「アルストロメール」に由来します。

花色が豊富(白、黄、桃、紅、紫紅色など)で、色鮮やかなものからパステル調やシックな感じのものまで、多彩でエキゾチックな花と言われています。

花弁の一部に縞模様(条斑)が入る個性的な品種が多く、条斑がないスポットレスもあります。

茎頂に散形又は短縮した総状花序を出し、長さ5cmくらいの筒状花を多数つけます。

葉は幅の広い披針形で互生し、多くは葉柄部がねじれて、裏面が上面になることが多い。

「トチノキ」の花。樹高30m以上、幹の太さは2m以上にもなります。

花は円錐花序で直立し長さが20cmもある巨大なものです。

 

 

 


春の花:ゴテチア

2020年05月08日 | 花さんぽ・花めぐり

孫の通う保育園が緊急事態宣言を受け、4/13から臨時休園。娘夫婦は交代で仕事を休むなどして家庭保育をしてきました。

我が家でも時々預かりました。明日もやってきます。

しかし、いよいよ限界とのこと。来週からは特別保育(要件に該当)をお願いせざるを得なくなりました。

次女の所は、都内で登園自粛になっていますが、仕事の関係上止むを得ず、ずっと登園させてもらっています。

花びらに光沢がある北米原産の「ゴデチア」(Godetia)

別名:イロマツヨイグサ(色待宵草) 

アカバナ科ゴデチア属(クラーキア属)の秋まき一年草です。

’060528 一日花で開花期も比較的短いが、茎の先端に上を向いて咲くため、開花期には一面が花で覆われます。

’060528 アモエナ種(amoena)とグランディフロラ種(grandiflora)の交配により、多くの園芸品種が作出されています。

切り花に利用される草丈70~80cmの高性種と、20~30cmの鉢植え・花壇用の矮性種があります。

’050508 花期:5~6月 花色は白、赤、桃、紫、複色。花径は4~5㎝ほど。

’050508

’060528 花弁は薄紙細工のような4弁花で、サテンのような光沢と透明感があり、欧米では「サテンフラワー」と言われています。

 


春の花:キサントケラス・ソルビフォリウム

2020年05月07日 | 花さんぽ・花めぐり

シャープのマスク。当選メールが届かなかったので2回目の抽選販売にも外れました。がっくり!

モノづくり大国ニッポン!どこへ行った?。また、想定外ですか?想定レベルが低すぎます。

この花木、ほとんど見かけることがありません。大変綺麗な華やかな花です。

私はつくば植物園でしか見たことがありません。(今は枯れてしまったかも?)

名前は「キサントケラス・ソルビフォリウム(別名:ブンカンカ(文冠果)」(ムクロジ科)。

落葉低木で樹高:2~8m。

原産地は中国など。開花期は4~5月。花径は2~3cmで花色は白。

花弁の基部は、咲き始めは淡緑色ですが、その後次第に黄色から紅色へと変化します。

このような蒴果が生り、中には1cmくらいの種子があります。