みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 「この家には3人居る、飯足らん!」

2020-02-04 04:26:00 | 日記


昨日の梅やんはデイサービスから帰ると、いつものように洗濯物をたたんでおりました。私は昼間に柚の木を長い柄の付いたノコギリで挽いたので大変疲れていました。柚子の剪定作業です。夕食後、梅やんは「この家には3人居るのに飯が足らん」と言って炊飯器の蓋を開けています。2人しかいないので聞くと、「もうひとり居る」と気味の悪い事を言いました。


冬の日が暮れて、山は真っ暗になりました。


外からは梅やんの家の台所の灯りが見えます。この頃、梅やんは食事の後片付けや食器洗いをしなくなりました。
8時に強制的に寝させたつもりですが、3時に起きてみると、炊飯器の中身を冷蔵庫に移して、釜を水に付けてそのままにしてあります。


昼間、ケアマネの丘上さんがケア計画の相談に来てくれました。短期目標や長期目標がいつも同じになる、悪くなって行くことの経過を見ていくようなもので見通しの立たないケアプランになってしまいます。この病気は。あと1年間は同じように続けましょう。
それでは今日はこの辺で。今日の午後は木沢診療所受診です。