みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 モリやん洗濯機を洗う

2020-02-09 07:16:00 | 日記
昨日の帰り道、神山の峠にはほとんど雪はありませんでした。


氷柱が出来ていました。


冬のオオトドロノタキは格別白い。


午後4時半、実家に来てみると、梅やんは炬燵に入りうたた寝していました。


エアコンの暖房が効いていました。おかずの八宝菜は全部食べ、パンは2個食べてありました。
トイレを覗くと、使用済み紙パンツが有りませんが、尿もれしたパジャマズボンが脱ぎ捨てて有ります。
洗濯機を覗いてみると、使用済み紙パンツが3個入れられて、回されて分解してゼラチンが詰まって電気が止まっていました。小便入りのトロミがついた甘酒の様になったゼラチンを、私は孫のために置いてあるトンボの網を物置き場から出してきて、それでバケツに救い出す作業を繰り返しました。後はすすぎの水を入れて洗剤を入れ、塩素ハイターを入れて空で回します。



梅やんを呼びお説教すると、「ナンチュウ?モンテ来て怒るんならもう一緒におるこたあない別れんか!」と平気で言います。
使い古された様な口振りで梅やんは言います。それは多分、リキさんに怒られた時に梅やんが反論した文句でしょう。別れなかったお陰で私たち子ども4人きょうだいは無事に育ちました。梅やんはこの山村で4人を産んで育ててくれたのですから、感謝すべきなのですが。そして孫が8人、曽孫は12人が活躍しています。その梅やんの晩年の認知症と私はどう向き合えば良いのだろうか。


ウサギのきょうだいは元気に仲良くしています。
それでは今日はこの辺で。今日は日曜休みです。今朝は庭に雪です。