みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 ヒソウネへの道17キロメートルを行く

2020-02-16 04:14:00 | 日記


昨日、私は午後3時過ぎに実家に来ました。途中の神山町の大中尾と言う所にヘアピンカーブがあり、そこに木沢方面通行不可の立て看板が有ります。でも今年は暖冬で積雪がなく車が通れるので助かります。


トイレ休憩所があり、私はここで20分ほど車の中で座席を倒して休みます。脚を高くして脳を低くしてやるとスッキリして安全運転が出来るようになるのです。


梅やんが退屈そうにしていたので、連れ出してチイ叔母の所へ寄り、更に3人でヒソウネのオバの所へお参りに行くことにしました。
途中のナゴノセの石灰岩の河原が白く輝いて見えます。この風景は珍しいのです。


ヒソウネへは坂州木頭川に沿って下り、長安口ダムから奥の谷へ入ります。梅やんたち3姉妹は子どもの頃に瀬津の中川から加州、大用知、坂州、木頭、長安口、ヒソウネへと山道を歩いて伯母の家に泊まりに来たそうです。コリン母さんが40歳で亡くなったあとの子どもたちを伯母が大事にしてくれたそうです。平成23年、梅やんが病院に入院してせん妄状態になり、その時「ヒソウネへ行く」と言って夜に院内を歩き回りました。それで退院してからヒソウネへ連れてきたことがあります。
写真はヒソウネの伯母の家があった付近です。
梅やんは、トヨちゃんに手を引かれて仏壇を拝ませてもらいました。
帰りにナビで瀬津までの距離を測って見ると17キロメートルありました。


ヒソウネには梅の花が咲いていました。


家に帰ってきた梅やんの後ろ姿です。
昨夜の梅やんは風呂に入り、その際に夜用の紙パンツに履き替えて、すんなりと床につきました。金曜、土曜と2日間の尿を含んだ紙パンツと尿パットの重さを計ると2、2キログラムもありました。2日分の尿失禁の量です。1日1000cc尿漏れしています。
今日は日曜日です。私は徳島市で会があるので市内までいてきます。梅やんは家で休憩です。外は雨になり、雨樋を流れ下る音がしています。それでは今日はこの辺で。