みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 雲海と雑木林の美しさ

2020-02-14 20:36:00 | 日記


土須峠の雲海。昔の人は歩いてこの峠を越えました。
私は、今朝、梅やんをデイサービスまで送り、農協の店で梅やんの弁当やおかずを買い、また実家に帰りました。洗濯物を干し、居間と台所に掃除機をあて、実家を出ました。
峠道でこの写真を写しました。私は車でこの道をよく通りますが、今朝の風景は素晴らしい!
今夜は梅やん1人で実家に居ります。
それでは今日はこの辺で。


みなみの梅やん介護日誌 「東南海大地震の避難用セカンドハウス構想」

2020-02-14 05:49:00 | 日記


昨日は朝から雨は上がっており晴れの良いお天気になっています。一日環境整備作業が出来ると、私は思いました。


梅やんの朝食です。白米ご飯、牛乳、イリコ、トマト、鶏卵入りの味噌汁に漬物大根です。卵は毎日1個は食べます。お陰で梅やんは顔色がよろしく元気です。


デイサービスから午前9時に迎えに来てくれて梅やんは出かけました。
私はチイ叔母宅へ所用に行ってきた後、11時から家の東西の環境整備作業にかかりました。


庭の雪かきをする父リキさんの写真、約30年前のものです。現在は家まで道路の支線がつき、スギの木が伐られて明るくなっています。


この写真も30年前の実家です。周囲が杉に囲まれています。私は15年前から中型のチェーンソーを購入して少しずつ杉を伐採してきました。


今は随分と見晴らしが良くなりました。私の子どもの頃は家の周りは畑と採草地でした。カヤグロがいくつも作ってありました。
近未来、30年以内に東南海大地震が80パーセントの確率で来るのです。徳島市などの平野部は津波に洗われて家が流されます。県外在住者にも、親類縁者の避難用のセカンドハウスとして重要な施設となりますから、耐震補強をして、環境整備を進めて参ります。67年間風雪に耐え、昔の名大工、井上のリンゴさんが建てた平家建で、瀬津の中川国久爺さんが積んだ石垣ですから貴重な財産です。
既に、床下のシロアリ駆除と通風装置を取り付け、家裏の石垣を修繕補強して、雨水排水溝を設置しています。
私は、かつて平成23年の東北大地震の被災地を視察に行ったことがありますが、その教訓です。中山間地の家は来るべき大津波の疎開地になります。
そして、現在は梅やんの認知症の実家療法専用施設として活用されています。
残念ながら、梅やんは認知症のためこの事が理解できません。デイサービスから帰ってきた梅やんは、「モリに木を切られて情のうてつらい」と機嫌が悪く過ごしました。
今日は金曜日、私だけの移動日です。梅やんはデイサービスです。それでは今日はこの辺で。