昨日、私は梅やんより先に家を出て神山の峠を越えて鴨島へ行って来ました。梅やんはデイサービスでした。
スーパーマルナカ鴨島店でお寿司を買いました。今回は食欲が落ちているチイ叔母の分をも買い来て、届けてからデイサービスに梅やんを迎えて、木沢診療所で骨粗しょう症の注射をしてもらいました。
待合室で待っている30分くらいの間に、隣席の人に「ツギやんは生きとるか?」と5回も同じ事を尋ねて居りました。梅やんの頭の中は、ある特定の対象の人に会うとAという疑問が次から次に湧いて来ます。A→A→A→A→Aなのです。また、別の対象の人に会うとBという疑問が次次に湧いてきます。B→B→B→Bなのです。AやBを受けとめて次の段階に進む事が出来ません。ここに効く薬は無いのです。支援者が途中で介入しなければならなくなります。
外は雨が降っています。
チイ叔母から電話が掛かり、寿司が美味しかったとのことでした。
梅やんも美味しそうに寿司の夕食を食べました。
後はまた、「風呂に入る」と言い出し、1日に2度も入るな、と言う私と喧嘩になりました。デイサービスで入浴済みなのです。風呂もAとするならば、A→A→A→と続きますから、介入しなければガス代がかさみます。「明日の飯あるか」をBとするならば、B→B→B→と続きます。この場合も見守る支援者が介入しなければ、コメ代がかさみます。
先程、梅やんを起こしてトイレに誘導して見ると、昨夜に尻をまくらせなかった梅やんは昼のベトベトの紙パンツの上に夜用の新しい紙パンツを重ね着していました。紙パンツAを紙パンツBに替えること、A→B→A→Bが出来ないのです。この場合も支援者が介入しなければ、横から尿が溢れてしまいます。それは洗濯作業を増やします。
梅やんの長谷川式簡易検査の点数は10点です。やや高度な障害です。
それでは今日はこの辺で。まもなく夜が明けます。