みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 送迎車の梅やんが手を振る

2020-02-26 06:50:00 | 日記
昨日の朝、私はうとうとと夢を見ながら7時過ぎまで2階で寝ていたら、家人の声で目が覚めました。すでに味噌汁が出来ていたので急いで梅やんを起こし、一緒に食事をして、デイサービスに行く用意をさせました。梅やんは「今日は何処かに泊りにゆくんだろう。女の人は一緒に泊まるんか?」と聞いてきました。「ああせこい」といつもの口癖を言いながら、しんどそうに靴下を履き、ズボンを履きました。本心はあまり気が進まないのでしょう。


体温36度2分、血圧136/90、脈拍83、不整脈ありと連絡帳に書きました。
9時半にデイサービスの送迎車が来て、梅やんは乗り込みました。玄関前の狭い道はデイサービスの車が止まると、対向車が来てしばらくの間、待っていてくれます。梅やんは窓から私を見ながら手を振っていました。私は敬礼のような手振りをして慌ただしく見送りました。デイサービスの車が去った後、待っていてくれた車に私は頭を下げました。


私の部屋には2年余り前に井川のデイサービスで写してもらった梅やんの額縁写真が置いてあります。88歳の時の写真です。今はやはり歳をとったなと感じます。
今日は夕方デイサービスまで迎えに行き、近所の診療所で週一回のテリボン骨粗しょう症の注射をします。
それでは今日はこの辺で。