黄色い里芋の花が咲いた!
天候異常による珍現象か?
▲見事に咲いた黄色い花(8月12日午前7時)
里芋の花が咲きました。「えっ、里芋に花なんかあったっけ?」と不思議がる人のほうが圧倒的に多いでしょう。それも無理はありません。日本ではほとんど見られないからです。
さて、この珍しい現象が起きたのはどこなのか。千葉県白井市です。昨今の温暖化と猛暑のせいか、福島県でも毎年咲くとの情報も。しかし、千葉県では本当に珍しい現象のようです。それも白井健康元気村と白井シニアライオンズクラブが共同運営する農園での出来事というから、驚くやら嬉しいやら。
メールでその一報が入ったのは8月10日の夕刻。シニアライオンズの横山久雅子さんからでした。
「今朝、里芋に花芽がついているのを見つけました。黄色い尖った形状のが花芽です。数十年に1度くらいしか見かけることのない大変珍しい花とのこと。明日辺りに開花するかもしれません」
▲上が8月10日、下が11日朝(いずれも横山久雅子さん撮影)▼
翌日は他用があったので、翌々日(12日)の早朝に農園に出かけてみると、きれいな黄色い花が見事に咲いているではありませんか。なんという幸運でしょう。その場に居合わせた柳橋三郎さんも、
「たぶん異常気象の影響でしょうね。今年は梅雨が長引いたので、雨が多かった。それに最近では高温多湿が続いている。こんな条件がそろうと里芋の花が咲くようです」
と、興奮冷めやらぬ様子。
柳橋さんは元気村村民で、農園の統括責任者です。新型コロカ騒ぎが続く中、ささやかですが、一つの楽しい話題かもしれません。
▲農園の統括責任者・柳橋三郎さん
▲たった2株に花を咲かせた里芋畑