皆さんこんにちは。今日は暖かい日になりましたね!
今回は、Fostexの16cmフルレンジ「FE168SS-HP」を使ったS-076の試聴と測定について書こうと思います。
また、後半では空気室容量の差について説明します。
S-076の概要
FE168SS-HPを使ったバックロードホーン「S-076」のパラメーターは下記のようになっています。
・空気室容量 約4.8L (fx=約190 . . . 本文を読む
前回に引き続き、バックロードホーン型スピーカー「S-076」の設計について書いていこうと思います。
ホーンの構造
前回の日記で説明したホーン広がり率m=0.8のホーンは、次のような形になります。
今回は、次のような形でスピーカーに組み込むことにしました。
複雑に折り曲がっていますが、まずはスロートから赤矢印のように下側へ向かいます。
そこから、青矢印の形で二つに分岐。そして再度、 . . . 本文を読む
今日はバックロードホーン初心者の方に向けて、その魅力と基本となる設計法を説明しようと思います。
市販スピーカーのホーン
まず、「ホーン」というと、市販のホーン型スピーカーを思い浮かぶ方が多いかと思います。
JBL社のスタジオモニターシリーズが有名ですが、コーン型のウーハーの上部にホーン型のツイーターが組み合わされています。
このツイーターのホーンの形の事を「フロントロードホーン」と呼び . . . 本文を読む
今日は、新作バックロードホーンの設計について説明しようと思います。
FE168SS-HPの登場のときに、Fostexの図面を元にしたバックロードホーンを公開したのですが、ふと「バックロードホーンの進化とは何だろう?」と思ってしまったのです。
FE168SS-HP と 長岡バックロードの変遷
FE168SS-HPの取扱説明書に掲載された作例は、長岡鉄男氏の「D-7」に類似しています . . . 本文を読む
今回は、FE166NV、FE168NS、FE168EΣ、FE168SS-HPを比較試聴したときに感じたことを、まとめて書いていこうと思います。
先日公開した動画「Fostex バックロード向け16cmフルレンジ 比較試聴」を見ながら読んでもらえると、より分かりやすいと思います。
FE166NV 標準価格 ¥12,650(税込)/1台
今回試聴したなかでは、最もリーズナブルな製品 . . . 本文を読む