今回は、「穴開き共鳴管」のテストです。
「穴開き共鳴管」は、鈴木氏が多重共鳴管の一種として実験しています。
http://mcap.web.fc2.com/resonant.html
鈴木氏の目的としては、
「共鳴管の基本システムでは、長さL3の共鳴管1本だったのが、穴を途中に開けることにより、L1、L2といった共鳴管の効果も得られるようになります。」
とあるように、穴を開けることで共鳴周波数 . . . 本文を読む
試作6号機「ver6.0」は、前回の日記で
開口部を下側にすると、低音量感が大きく増えることが確認できました。
90Hz付近が上昇するのは好都合なのですが、
邪魔な150Hz~300Hz付近のピークを除去したいものです。
そこで、吸音材を入れてみました。
吸音材は「A」と「B」の二箇所に投入。
「A」(サイズ:300×150×20 mm)
共鳴管開口部から30cm位の位置に設置。
( . . . 本文を読む
試作6号機「ver6.0」は、ユニットが端から81cmの位置にあるので、
全高(1430mm)のほぼ中央にユニットが来ることになります。
そこで、上下を反転させて周波数特性を測定してみました。
ユニット位置は、中心から10cm程度のズレがあるので、
次のように、台の上に乗せる事で、ユニット軸の高さを揃えました。
状態A(周波数特性は前回の日記参照)
状態B
[状態B:底面開 . . . 本文を読む
先日、「ムーンライトRS(試作7号機)」の図面を公開しましたが、
先に、共鳴管実験に使っていた「試作6号機」の話をします。
「試作6号機」は、
ver1.0~ver5.0まで、様々な共鳴管を実験してきましたが、
そろそろネジ穴が限界のようです。
ボンドで板を固定する、最終形態(ver6.0)を作ることにしました。
そこで、ver4.0~4.2では、コニカルホーンだったものを、
エクスポネンシ . . . 本文を読む
白川郷へ行った帰りに、クリアーサウンドイマイへ行ってきました。
http://www.clearsoundimai.com/t/t_top.htm
富山ICの直ぐ傍で、遠方から来ても分かりやすい場所にあります。
早速店内に入ると、これまた美しく並べられたオーディオ機器が印象的。
大きなガラス窓があり、明るい雰囲気の店内です。
何種類かシステムがありましたが、
どれも繊細な鳴り . . . 本文を読む
先日、富山に行ってきたので、知人に紹介してもらったオーディオショップ
「オーディオギャラリーabc 高岡店」に行ってきました。
「オーディオギャラリーabc 高岡店」は、新幹線開通に向けて大改装中の高岡駅から、徒歩数分の好立地。
大通りから少し入った所にあり、
この看板を目印にすると良さそうです。
店内に入ると、2階吹き抜けの広大な空間が目の前に広がります。
そんな店内には . . . 本文を読む
試作7代目になるのですが、
コンテストが12月なので、そろそろ多作濫作はストップですw
今年の「ミューズの方舟」コンテストのレギュレーションは、
車載用の10cm同軸2way「ALPINE DLS-108X」を一発つかったスピーカー。
(もう参加申し込みは締切済みです)
早速、今までの経験の集大成となるスピーカーを作りましょう。
その名は、「ムーンライトRS」
背の高さと、その存在 . . . 本文を読む
今日は、「スピーカー再生技術研究会」の発表会に行ってきました。
この会は、多自由度バスレフで有名な鈴木茂氏が率いる団体で、
自作スピーカー技術を研究するだけでなく、広く公開することを掲げているのが特徴です。
http://rilsrt.web.fc2.com/
オフ会の場所は、東京の中野にある
小規模なホール(大学の大講義室ぐらい?)でした。
そこには、ずらっと並んだ個性豊かなスピーカー達が . . . 本文を読む
ver5.x(断面積150→185cm^2、管長 約2.5m)の共鳴管と、
TangBand W4-927SAの組み合わせです。
ver5.0(ユニットは閉管端より 35cm) + W4-927SA
[軸上1m]
[開管部]
[ユニット近接]
ver5.1(ユニットは閉管端) + W4-927SA
[軸上1m]
[開管部]
[ユニット近接]
<f特考察>
DLS-10 . . . 本文を読む
ver5.x(断面積150→185cm^2、管長 約2.5m)の共鳴管と、
ALPINE DLS-108Xの組み合わせです。
ver5.0(ユニットは閉管端より 35cm) + DLS-108X
[軸上1m]
[開管部]
[ユニット近接]
ver5.1(ユニットは閉管端) + DLS-108X
[軸上1m]
[開管部]
[ユニット近接]
<f特考察>
直管のver1. . . . 本文を読む
ver4.x(断面積75→330cm^2、管長 約2.5m)の共鳴管と、
TangBand W4-927SAの組み合わせです。
ver4.1(ユニットは閉管端)+ W4-927SA
[軸上1m]
[開管部]
[ユニット近接]
ver4.2(ユニットは閉管端より35cm)+ W4-927SA
[軸上1m]
[開管部]
[ユニット近接]
<f特考察>
基本的に、DLS-10 . . . 本文を読む
ver4.x(断面積75→330cm^2、管長 約2.5m)の共鳴管と、
ALPINE DLS-108Xの組み合わせです。
ver4.1(ユニットは閉管端) + DLS-108X
[軸上1m]
[開管部]
[ユニット近接]
ver4.2(ユニットは閉管端より 35cm) + DLS-108X
[軸上1m]
[開管部]
[ユニット近接]
<f特考察>
実に興味深い特性だ . . . 本文を読む
今までは、直管型の共鳴管の実験をしてきました。
一方で、現在は管の断面積が変化する「テーパー型」の共鳴管が主流のようです。
どれも、「開口に向かって開いていく」というのは同じなのですが、
それぞれ思惑があるようです。
長岡鉄男氏は著書の中で以下のように述べています。
「開口面積が広い方が開口部での空振りが減って有利だが、
ほどほどにしないと逆効果になる。」
「また、広げ方によってはバッ . . . 本文を読む
引き続き、共鳴管型スピーカーの断面積テスト。
ver3.x(断面積75cm^2、振動板面積の1.5倍、 管長 約2.5m)の共鳴管と、
TangBand W4-927SAの組み合わせです。
ver3.0(ユニットは閉管端より35cm) + W4-927SA
[軸上1m]
[開管部]
[ユニット近接]
ver3.1(ユニットは閉管端) + W4-927SA
[軸上1m]
[開管部] . . . 本文を読む
引き続き、共鳴管型スピーカーの断面積テスト。
ver3.x(断面積75cm^2、振動板面積の1.5倍、 管長 約2.5m)の共鳴管と、
ALPINE DLS-108Xの組み合わせです。
ver3.0(ユニットは閉管端より35cm) + DLS-108X
[軸上1m]
[開管部]
[ユニット近接]
ver3.1(ユニットは閉管端) + DLS-108X
[軸上1m]
[開管部]
. . . 本文を読む