6台の試作を通して、(f特上での)低音は許容範囲に収まりました。
70Hz前後まで出ているので、(雄大とはいきませんが)大半のソフトでバランスの良い音を響かせます。
8cmフルレンジとしては合格ラインでしょう。
さて、問題は中高域。
最終的には両面ウレタンニス塗装で仕上げるので、多少繊細な方向にシフトすると思いますが、
それまでに多少煮詰めておく必要がありそうです。
1.インシュ . . . 本文を読む
FOSTEXの FE83Enの試作を繰り返しているカノン5Dですが、実はコンテストに向けての試作でした。
自作スピーカーサークル「ミューズの方舟」は、毎年年末にコンテスト(など)を開催しており、
今回は「FE83En一発」というレギュレーションです。
もちろん、カノン5Dも参加しますので、
「実際に音が聴きたい!」という方はぜひ会場にいらしてください!!
(会場は東京都品川区です) . . . 本文を読む
世の中には色々な合板がありまして、それぞれ値段・音色・音質が違うから面白いものです。
「コンクリートパネル」1枚1000円程度
最安価な合板で、とりあえず板になっているという程度ですw
材料もマチマチですが、ラワン合板と同等の材料であることも。接着剤の種類が違うために屋内建築用に使えるかどうがが境目だとか?
SP用としては、試作用に良いかもしれません。
「針葉樹合板」1枚数百円~30 . . . 本文を読む
なかなか順調な仕上がりを見せる、試作6号機です。
ある程度の完成度に仕上がってきたのが、試作4、5、6号機ですが、
その中で比較すると
低音量感 6>4>>>5
低音の伸び 5>>6>4
といった感じでしょうか。
もし気密性の高い部屋であれば5号機も活躍するのだと思いますが、
総合的なバランスの良さからすると、6号機がベストです。
4号機は、低音は悪くないのですが、癖が強いの . . . 本文を読む
前回の日記では、慌しく設計概要を紹介してしまいましたが、
今回は、外観についても触れたいと思います。
まずは、音道
後ろ側で上下に3回折り返してから、
前側で左右に3回折り返します。
長岡鉄男氏の代表作、スワン(10cmフルレンジ用)・フラミンゴ(8cmフルレンジ用)と似た外見ですが、
構造的には炭山アキラ氏の「カイツブリ(8cm用)」や「おしどり(10cm用)」と似てしまいまし . . . 本文を読む
とうとう6本目です。今までの集大成的な作品になりました。
4号機、5号機でホーン広がり率、コーナー部処理、音道構成などのノウハウがある程度得られたので、今回はその反省を生かした音道としました。
空気室容量2L、スロート断面積 36cm^2(振動板比 約130%)
ホーン広がり率0.85、ホーン開口面積 150cm^2(ホーン開口比4倍)、ホーン長 約2m
相変わらずスロート断面積が . . . 本文を読む
8月28日の日記から時間が経ってしまいましたが、
試作5号機「サイフォン」の試聴・測定感想です。
まずは、外見から。
ヘッド部分が正方形になったので、ルックスとしては落ち着きました。
ただ、左右非対称というのは、どうも不自然ですね。特にヘッド部が中央に無いのは違和感を覚えます。
今回の音道構成はこんな感じ。
空気室体積:2.1L or 1.4L
スロート断面積:34cm^2 . . . 本文を読む
バックロードホーン箱において、ホーン手前のスピーカーユニットが入っている部分を、「空気室」と言います。
ま、スワンの「頭」ですね。
その空気室も様々な役割がある訳で、
1.ユニットとホーンの緩衝部
2.ユニット背面からの中高音の処理
3.ユニットからの低音をホーンに流し込む
4.ホーンとユニットの繋がりを良くする
5.ユニットが理想的(?)な動作ができるようにする
などなど。 . . . 本文を読む
スピーカーコンテスト(ミューズの方舟主催 12月に東京開催を予定)には、
FE83En一発というレギュレーションがあるので、新ユニットを購入しました。
まずは、外見から。
旧型のFE83E(右)は、日焼けしていて健康そうです(爆
FE83Enは中央のボンド(黒色)が若干太くなっていますが、大差ないように見えます。エッジが変更になったようですが、色としては余り変化ありません。
. . . 本文を読む
最新作の試作5号機ではなく、
4号機の話です。
↑コレ
当初、低音が出ず癖も少ない・・・
と思ったのですが、
作製から一週間鳴らしていたところ、
次第に低音が出てきました。
現在では、量感があり過ぎる程で、
測定したf特に近い聴感イメージとなりました。
500Hz付近のピークも聴こえるように変化してしまいましたが…
おそらく「エージング」による変化だと思うの . . . 本文を読む
今日は研究室の先輩とその友人とアキバに行ってきました。
私を含めた三人とも「ヲタ」なので、行くところはご想像の通りですw
その二人をダイナ5555に連れ込んだところ、なかなかの好感触。
素人ながら、音に対する指摘(賛否両論)は見事なものでした。
そんな先輩が「ホームシアターを見たい」というので、帰り際にヨドバシアキバへ。
プロジェクターや大型薄型TVをテキトウに見て回りましたが、 . . . 本文を読む