昨日、福井地方裁判所は「関西電力高浜原発の再稼働を認めない」という司法判断を下しました。
なぜ高浜原発の再稼働を認めないとの判断をしたのか?
関電は原子力規制委員会の新規制基準を満たしているということで再稼働したいという意向を示し、住民の働く場所や税収確保という観点から高浜町議会もOKを出していたのに・・・。
地裁がこの「差し止め」を判断する時、最も考慮したのは「地震」だそうです。
福島第一原発事故の直接の原因は「地震による津波」だったからです。
政府や電力会社は、いつ起こるか分らない地震に対して非常に認識が甘く、過去の統計から起こるであろう最大の揺れの強さ、つまり基準地震動を想定し、それに耐え得る備えをすればいいと考えてきました(一部新聞記事)。
『東日本大震災以後、高浜原発の基本地震動を350ガルから700ガルに引き上げたが、岩手・宮城内陸地震では、4077ガルという地震動が観測された』(新聞を引用)。
つまり、高浜原発直下や周辺でも、もしかしたらこんな巨大地震が起こるかもしれないのです。
もし、想定の6倍もの地震(高浜の基準と岩手・宮城内陸地震の差)が起きたら、原発は脆くも崩れ去るということになり、高浜町だけでなく隣接する兵庫や京都にも、もの凄い被害が出るんです。
福井地裁の判決は、憲法上の人格権、幸福を追求する権利を根拠として示し、国民の生命を守り、生活を維持する権利である「国民の命を守る」ということを示すものでした。
政府は、この判決を横目に見て「粛々と再稼働を進める」と言っています。
国会でも地方議会でも多数を占める自民党には、もはや怖いものはありません。
何でもかんでも「粛々と進める」ことしか考えていないのです。
じいちゃんも折角巨額な投資をして造った原発を「使えるのに使わないのはもったいない」という言い分も分るし、産業のない?地方にお金が配分されるのは悪くないと思います。
が・・・、やっぱり危険なものは危険です。
福島であんな煮え湯を飲んだのに、国民の命を守るという最大の定義を忘れてしまった国会議員や官僚たちは「目先」のことしか考えずに、国民の多くが反対する「原発再稼働」や「防衛法制」の実現に向けて走り続けています。
それもこれも「民主党に政権を預けてあげた」のに全くダメダメな無能ぶりを発揮した民主党には、国を任せられないと国民が判断しているからです。
自民党は、国民の30%しか応援していない政党です。
あとの70%の国民は、仕方ないから付いて行くだけ・・・。
自民党を応援する30%は大企業など利権を共にする人たちばかり・・・。
「原発を廃炉」にするには、長い時間と莫大な費用がかかります。
原発の立地場所には、廃炉作業にかかわるたくさんの事業でたんまりとお金が入ってくるでしょう。
さっさと「止める」と決めれば、明日からでもこのお金が入ってきます。
「動かすか」「動かさないか」・・・、中途半端にどっちつかずの判断をしているからお金も人も動きません。
「脱原発」して「新火力発電所」を誘致してもいいし、再生可能エネルギーを使った発電所を誘致してもいいじゃないか・・・。
地方には、都会にはない資源がいっぱいあるんだから、それを活用する方法を「廃炉期間中」に考えれば、電力会社や国から落ちてくるよりもっとたくさんのお金を得ることができるかもしれません。
原発にしがみ付いていても後40年もしたら、すべての原発は廃炉の運命を辿ります。
今現在、原発が動いてなくても、日本には有り余る電力が流されています。
あとは、いかに安く電力を作るかということだけ。
原発を動かそうとばかりして、思考停止状態になってるから新たな道が見えなくなっているのが現政権です。
「間違った道」へは一歩を踏み出しているのに、「正しい道」へは一歩を踏み出せない安倍政権は、国民にとっていいリーダーと言えるんでしょうか。
なぜ高浜原発の再稼働を認めないとの判断をしたのか?
関電は原子力規制委員会の新規制基準を満たしているということで再稼働したいという意向を示し、住民の働く場所や税収確保という観点から高浜町議会もOKを出していたのに・・・。
地裁がこの「差し止め」を判断する時、最も考慮したのは「地震」だそうです。
福島第一原発事故の直接の原因は「地震による津波」だったからです。
政府や電力会社は、いつ起こるか分らない地震に対して非常に認識が甘く、過去の統計から起こるであろう最大の揺れの強さ、つまり基準地震動を想定し、それに耐え得る備えをすればいいと考えてきました(一部新聞記事)。
『東日本大震災以後、高浜原発の基本地震動を350ガルから700ガルに引き上げたが、岩手・宮城内陸地震では、4077ガルという地震動が観測された』(新聞を引用)。
つまり、高浜原発直下や周辺でも、もしかしたらこんな巨大地震が起こるかもしれないのです。
もし、想定の6倍もの地震(高浜の基準と岩手・宮城内陸地震の差)が起きたら、原発は脆くも崩れ去るということになり、高浜町だけでなく隣接する兵庫や京都にも、もの凄い被害が出るんです。
福井地裁の判決は、憲法上の人格権、幸福を追求する権利を根拠として示し、国民の生命を守り、生活を維持する権利である「国民の命を守る」ということを示すものでした。
政府は、この判決を横目に見て「粛々と再稼働を進める」と言っています。
国会でも地方議会でも多数を占める自民党には、もはや怖いものはありません。
何でもかんでも「粛々と進める」ことしか考えていないのです。
じいちゃんも折角巨額な投資をして造った原発を「使えるのに使わないのはもったいない」という言い分も分るし、産業のない?地方にお金が配分されるのは悪くないと思います。
が・・・、やっぱり危険なものは危険です。
福島であんな煮え湯を飲んだのに、国民の命を守るという最大の定義を忘れてしまった国会議員や官僚たちは「目先」のことしか考えずに、国民の多くが反対する「原発再稼働」や「防衛法制」の実現に向けて走り続けています。
それもこれも「民主党に政権を預けてあげた」のに全くダメダメな無能ぶりを発揮した民主党には、国を任せられないと国民が判断しているからです。
自民党は、国民の30%しか応援していない政党です。
あとの70%の国民は、仕方ないから付いて行くだけ・・・。
自民党を応援する30%は大企業など利権を共にする人たちばかり・・・。
「原発を廃炉」にするには、長い時間と莫大な費用がかかります。
原発の立地場所には、廃炉作業にかかわるたくさんの事業でたんまりとお金が入ってくるでしょう。
さっさと「止める」と決めれば、明日からでもこのお金が入ってきます。
「動かすか」「動かさないか」・・・、中途半端にどっちつかずの判断をしているからお金も人も動きません。
「脱原発」して「新火力発電所」を誘致してもいいし、再生可能エネルギーを使った発電所を誘致してもいいじゃないか・・・。
地方には、都会にはない資源がいっぱいあるんだから、それを活用する方法を「廃炉期間中」に考えれば、電力会社や国から落ちてくるよりもっとたくさんのお金を得ることができるかもしれません。
原発にしがみ付いていても後40年もしたら、すべての原発は廃炉の運命を辿ります。
今現在、原発が動いてなくても、日本には有り余る電力が流されています。
あとは、いかに安く電力を作るかということだけ。
原発を動かそうとばかりして、思考停止状態になってるから新たな道が見えなくなっているのが現政権です。
「間違った道」へは一歩を踏み出しているのに、「正しい道」へは一歩を踏み出せない安倍政権は、国民にとっていいリーダーと言えるんでしょうか。