ayameじいちゃんの日記かな?

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女性国会議員の辞任劇

2017-07-28 11:55:39 | 日記
 時を同じくして稲田防衛大臣と民進党の蓮舫代表が辞任を表明しました。

 稲田さんについては、国会答弁でチャンとした話ができずに疑惑を持たれ、蓮舫さんは都議選での大敗を野田さんだけの辞任では済まされないからということらしいです。

 有名な二人の女性議員が役職辞任ということで、何が彼女たちを追いこんでしまったのか、よ~く考えてみる必要があるでしょう。

 稲田さんは、安倍首相と安保問題での考え方が近く、首相もある程度やってくれるんじゃないかと思ったのでしょうが、相次ぐ不適切発言で遂に庇いきれなくなってしまったのでしょう。

 日本で二人目の防衛相として鳴り物入りで防衛庁に行ったものの、そこは男性たちが犇めく男社会…。

 特に、制服組の幹部なんて「女」の大臣なんてはなっから相手にしてなかったんじゃないでしょうか?

 重要な会議では、相手にされず、大臣席に座ってるだけで、もちろん発言なんかできない状態じゃなかったか…。

 例の南スーダンの日誌だって「隠蔽する」という方針を黙って聞いてなきゃいけなかったのでは…。

 自分の地位をいいことに都議選では「防衛庁も私も応援してる」なんてバカなことを言うから袋叩きにあい、最近リークされた「日誌隠蔽工作?は大臣も承認してた」と言われ、まさに踏んだりけったりでした。

 これはやっぱり安倍さんが「適材適所」の閣僚選択を行っていなかったから噴出した問題でしょう。

 稲田さんの問題も含めて、安倍政権はまさに末期状態になっています。

 こんな状態で内閣改造をしたって、よほど凄い人事をしないことには支持率なんて復活しないでしょうね。

 蓮舫さんも、やっぱり「女性の代表なんて頼りにならない」という空気が党内に蔓延してたんじゃないでしょうか。

 ただでさえ、党内の意見統一が難しく右から左まで、思想信条の異なる人たちの集まりで男性の代表でも足の引っ張り合いばかりの政党ですからね。

 蓮舫さんも会見で言ってましたが「求心力じゃなくて、遠心力が働いてしまった」のには、何の不思議もありません。

 つまり、蓮舫さんの民進党代表という役職は「適材適所」じゃなかったということです。

 「自分のやりたいこと」=「適所」では、ないんですね。

 どれほどの国民がやりたい仕事を見つけて、チャンとこなしてるのか。

 ほとんどの人が「何とか食いつなぐために」やりたくない仕事をしているというのが現状でしょう。

 「適材適所」という言葉が勝手に走ってるけれど、結局は「置かれた立場」で頑張るしかないのが「人間社会」じゃないでしょうか。

 ダメなら早く上の人が配置変えをしてあげるのが、その人のためになると思うのですが…。
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