昨日は衆院で、今日は参院での「閉会中審査」が行われています。
審議の中心は例の「加計学園問題」です。
国会中に安倍首相は「私は、預かり知らないこと」と突っぱねていましたが、昨日の答弁は以前に比べて丁寧に答えていたものの主張の内容は変わらないものだったようです。
今日のこれまでの答弁でも「内容が伝えられたのは、今年の1月、友人の加計氏からは獣医学部の新設を依頼されたことはない」というものでした。
それなら加計氏を証人喚問して「依頼した事実」が「本当にあったのか、なかったのか、もしあったとして首相から断られたのか」をきちんと証言してもらえばいいんじゃないでしょうか。
もし、加計氏が虚偽の答えをしたことが発覚したら「逮捕」されるんですからね。
「何かの裏が存在している」から彼の証人喚問を自民党(安倍政権)は、拒否していると国民は感じていることでしょう。
首相の誤算は、国会中に「私はまったく関係ない」と言いきってしまえば、安倍一強体制の今なら乗り切れると思ったからでしょう。
その答弁に対する疑問が国民の不信を招き、支持率の大幅低下という事態を招いて、やっとさ「何とか釈明しなきゃ」と考えて、昨日・今日の「国会中審査」に至ったんでしょうが、これまでの答弁を聞く限り、ますます国民の不信感は増して行くばかりです。
この問題の根幹にあるのは、どう考えても民間事業にまで大きく介入している中央集権主義じゃないでしょうか。
本来、自由であるべきの民間事業に対して官公庁の縛りが強すぎること…。
つまりは、官公庁の官僚の天下り先を民間で引き受けるという悪しき伝統が続いているからでしょう。
これを解消しようと改革が行われましたが、官僚の天下り先を決めるのは「内閣府」…。
ここが権限を持つことによって「自身の第二の人生を決める力を持つ」内閣府(政権)に各省庁の官僚たちは度の過ぎた「忖度」を志向するようになってしまったのでしょう。
安倍さんが指示しなくても官僚たちが首相の内面にある意向を「忖度」して、安倍さんに都合のよい結論を導くようになってしまったのです。
その責任の一旦は「安倍首相」にあることを本人(多分バカじゃないだろうから)は理解してるでしょうが、「自分の意向を官僚が忖度した」とは言えない所に問題が隠されています。
首相が思ってるほどアホじゃない国民は、そんなことが透けて見えるので、(問題の本質が)分っちゃっています。
正直に「官僚たちが私の意向を考えて、間違ったことをしてしまった」と謝らなければ、支持率はさらに低下していくことでしょう。
真正面から「政権の力」と「官僚の忖度」を認めなければ、自民党内からも「反乱の声」が高まり、三選を目指す来年の総裁選では、さすがに敗れてしまうんじゃないでしょうか。
このままの状態で逃げきって安倍さんが「自民党総裁に三選」されたら、(もし受け皿があれば)自民党は都議選のように大敗北を喫することでしょう。
審議の中心は例の「加計学園問題」です。
国会中に安倍首相は「私は、預かり知らないこと」と突っぱねていましたが、昨日の答弁は以前に比べて丁寧に答えていたものの主張の内容は変わらないものだったようです。
今日のこれまでの答弁でも「内容が伝えられたのは、今年の1月、友人の加計氏からは獣医学部の新設を依頼されたことはない」というものでした。
それなら加計氏を証人喚問して「依頼した事実」が「本当にあったのか、なかったのか、もしあったとして首相から断られたのか」をきちんと証言してもらえばいいんじゃないでしょうか。
もし、加計氏が虚偽の答えをしたことが発覚したら「逮捕」されるんですからね。
「何かの裏が存在している」から彼の証人喚問を自民党(安倍政権)は、拒否していると国民は感じていることでしょう。
首相の誤算は、国会中に「私はまったく関係ない」と言いきってしまえば、安倍一強体制の今なら乗り切れると思ったからでしょう。
その答弁に対する疑問が国民の不信を招き、支持率の大幅低下という事態を招いて、やっとさ「何とか釈明しなきゃ」と考えて、昨日・今日の「国会中審査」に至ったんでしょうが、これまでの答弁を聞く限り、ますます国民の不信感は増して行くばかりです。
この問題の根幹にあるのは、どう考えても民間事業にまで大きく介入している中央集権主義じゃないでしょうか。
本来、自由であるべきの民間事業に対して官公庁の縛りが強すぎること…。
つまりは、官公庁の官僚の天下り先を民間で引き受けるという悪しき伝統が続いているからでしょう。
これを解消しようと改革が行われましたが、官僚の天下り先を決めるのは「内閣府」…。
ここが権限を持つことによって「自身の第二の人生を決める力を持つ」内閣府(政権)に各省庁の官僚たちは度の過ぎた「忖度」を志向するようになってしまったのでしょう。
安倍さんが指示しなくても官僚たちが首相の内面にある意向を「忖度」して、安倍さんに都合のよい結論を導くようになってしまったのです。
その責任の一旦は「安倍首相」にあることを本人(多分バカじゃないだろうから)は理解してるでしょうが、「自分の意向を官僚が忖度した」とは言えない所に問題が隠されています。
首相が思ってるほどアホじゃない国民は、そんなことが透けて見えるので、(問題の本質が)分っちゃっています。
正直に「官僚たちが私の意向を考えて、間違ったことをしてしまった」と謝らなければ、支持率はさらに低下していくことでしょう。
真正面から「政権の力」と「官僚の忖度」を認めなければ、自民党内からも「反乱の声」が高まり、三選を目指す来年の総裁選では、さすがに敗れてしまうんじゃないでしょうか。
このままの状態で逃げきって安倍さんが「自民党総裁に三選」されたら、(もし受け皿があれば)自民党は都議選のように大敗北を喫することでしょう。