ayameじいちゃんの日記かな?

今日も今日とて、ayameじいちゃんはお暇な毎日…。
道端で拾った名古屋弁混じりのお話もいいんじゃないかな?

ゴーン氏、保釈時の服装の意味は?

2019-03-07 12:04:52 | 日記
 昨日の夕方10億円の保釈金を支払って、保釈されたゴーン氏の服装について「あんな変装じゃ~、バレバレだ」という意見が大勢を占めているようですが、じいちゃんは、ゴーン氏なりの主張があってあんな恰好をしていたんだと思うのです。

 108日間も拘束されていたことに対する抗議や自分の置かれている立場、日本政府とフランス政府の狭間で苦しむ自分の姿を強調したいなどの意図をユーモアを含めて体現したんじゃ~ないかと…。

 どうせマスコミの前に姿をさらすことになるんだから「スーツのような普通の服装じゃなくて、どうせ変装するなら何かやったれ!」という思いが込められていたんでしょう。

 単純にあんな恰好に変装するなんて考えられないんだなぁ~。

 CMやドラマに登場する人物の服装は、作品を構成する重要な要素で、じいちゃんも現役時代には台本ができて役者が決まると、スタイリストと念入りに打ち合わせをして、登場人物の背景にある生活様式や心情を服装で表現することに腐心していました。

 ということで、今朝2時間ほどかけて掃除をしている間中、ゴーン氏の服装が意図する彼の思いを考えてみました。

 色々あるのですが、その一部を書いてみます(あくまでも、じいちゃんの意見ですからね)

 1.なぜ作業員の服を身につけていたのか?

 これは、一つ目に自分は労働者だと印象付けたいから。二つ目に雇い主がいるということ。三つ目に自分は労働者と同じ仲間で互いに苦しい立場にいることを匂わせて世間の同情を得たいなどでしょう。

 つまり、自分は雇用主のフランス政府の意図を汲んでルノー・日産・三菱自動車の統合を目指していただけで、基幹産業を奪われると危惧した日本政府から不当な逮捕をされたと思っているからです。

 日産にやってきたゴーン氏は、日本人経営者がどうしてもできなかった社員のリストラや工場の閉鎖、下請けの部品会社をぶっ潰して、業績をV字回復させたというプライドが今回の逮捕でズタズタにされたと思い込んでいるので、俺は社員・下請け労働者と同じ立場なんだと思わせたかった。

 しかし、多額の報酬を受け取ってたり、個人のイベントに会社のカネを使ったりできるのはCEOとしての絶対的な地位があったからで、労働者にはそんな芸当はできません。

 2.なぜ黄色い安全ベストをつけていたのか?

 これは、まぎれもなくフランス政府への抗議でしょう。

 今フランスでは、政府への抗議活動として「黄色いベスト運動」が断続的に行われています。

 ゴーンさんは、本当はあの黄色いベストをつけたかったんでしょうが、間に合わなかったのでハーネス式の黄色いベストで我慢したんじゃ~ないかなぁ~。

 日本では建設作業員などではよく見るイデタチですから、日本人には受け入れられやすいと思ったのでしょうかね。

 3.なぜスズキの軽自動車に乗ったのか?

 日産の上をいくトヨタ車には絶対乗れないし、自分を窮地に追い込んだ日産の車に乗るのは一番ヤダ! 作業員の恰好をするならスズキの軽自動車が一般的だからとどこまでもユーモラスな演出がしたかったのではないか。

 ということで、穿った見方かもしれませんが、じいちゃんはゴーンさんて、怖いだけじゃなくて結構面白い性格の人なんだと思った次第です(これが本当ならね)。

 
コメント
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