共和党のトランプ大統領と民主党のバイデンさんが競ったアメリカ大統領選で、バイデン氏が勝利を掴んだとの報道が流れています。
これに対してトランプ大統領は、相変わらず開票で不正があったとか、郵便投票は無効だとか、様々な言動を駆使して、もがいています。
国民はトランプ派とバイデン派に分断され、争いを始めそうな状況に陥っています。
銃規制の緩い米国民では、身の危険を感じて銃を購入するなど多くの人たちが自衛手段を模索しています。
世界一の大国アメリカの民主主義は、一体どこに行ってしまったのでしょう。
トランプさんは、同じ共和党の議員の中にある「負けを認めろ」という声に「身内の反逆がある」と話したりしています。
党友でもトランプさんの行動に「恥ずかしい、ミットモナイ」という思いがあるんでしょう。
トランプさんが起こした訴訟で、まだまだ結果がどうなって行くのか、いつ頃次の大統領が決まるのか分りません。
同盟国の日本としては、どちらが大統領になったら都合がいいのかも、現時点ではこれも分りません。
ただ、様々な場面で強硬姿勢を示してきたトランプさんより少しはやりやすくなるのかも…。
ビジネス一本で地球温暖化対策を見送ったり、核拡散条約から離脱したり、同盟国に防衛費用の増額を要求するなど、付き合って行くのに慎重にならざるを得なかったトランプ外交が緩和されることに、日本をはじめ各国が胸を撫で下ろすかもしれません。
米中関係はどうなるか、北朝鮮との交渉は進むのか?
それも分りません。
トランプさんも、いつまでもジタバタしてないで、早く負けを認め、国民の争いを鎮めることが必要なんじゃないでしょうか。