新型コロナウィルスの感染が日に日に拡大し、愛知県でも連日200人近い新規感染者が出ています。
気温が低下し、乾燥してくるとウィルスの感染力が増してくるのは、インフルエンザと同じです。
イヤな季節になってきましたね。
新型コロナウィルス感染症対策分科会の尾身会長が「ステージ3になったら、GO TO キャンペーンの停止もありえる」と話しました。
3月に登校禁止、5月の緊急事態宣言と新型コロナの脅威がどんなものなのか五里霧中だった頃と、病気の症状やどうしたら感染を防げるかが何となく分ってきた現在では、若干コロナに対する備えも変化してきています。
ただ、どこにでも感染対策を忘れたり、守らなかったりする人がいるので、それが怖い!
十分な感染対策をしてるお店でも、たった一人症状のない感染者が入店しただけで、クラスターが起こってしまうこともあります。
そして、問題の「GO TO キャンペーン」…。
政府は、緊急事態宣言で人の移動や店舗の閉店などを強制した結果、十分な補償もなしに経済活動を止めてしまいました。
あの頃は、仕方ない措置だったと思います。
ただ、いくら感染拡大が抑えられたとはいえ各種の「GO TO キャンペーン」で経済を早急に立て直そうとしたのには、少々無理があったのかもしれません。
何もキャンペーンを張って国の予算で割引しなくても、旅行に行きたい人は行くし、飲みに行きたい人は自前で行くでしょう。
そんな割引するより、ホテルやお店などに十分な感染対策をするように補助金を出して、安心して社会活動ができるようにした方が良かったんじゃないでしょうか。
キャンペーンに期待する観光業者の方や飲食店などの方も多いですが、良かれと思ってやったキャンペーンを悪用する人も数知れず…。
血税の使い方をもっと考えた方がヨカないかい?
永田町の高級官僚たちが考えてることは、税金に即座に跳ね返ってくる経済の急上昇という奴だけ…。
とにかく人を動かせば、カネになるとだけ思ってるだろ。
それでコロナの感染が拡大しちゃ~、本末転倒だよね。
私たちが安心して外に出て、飲食や旅行などを楽しむためには、おかしなキャンペーンに補助金を出すより、感染症対策を徹底して全国民が自由な行動をとれるような施策を練った方がエエんじゃないでしょうか。