変温動物のほんとうはあったかはーと

冷たくないよ、ちょっと心が暖かくなる話を書きます。

困った、、困った、、

2007-06-22 23:08:03 | Weblog
10日位前から、隣の住人が、子犬を飼い始めた。
隣の主は、以前にも話したが、中国人だ。

中国人の若いお兄ちゃんが、飼い始めたのだ。

ある日、キュンキュンとないている。
気になって、恐る恐る行ってみると、柱と小屋の間にあおむけになって、手足をばたつかせている。「あらら、ドジね」と助けてやった。すると、安心したのか、おしっこをちびってしまった。「あらあら、かわいい」

その子犬が日に日に元気がなくなってきた。
身体が痒いのか、後ろ足でしょっちゅう掻いている。その度に毛が抜けて飛び散っていく。「大丈夫かな、、、」

それにしても、毛が日に日に抜けて、地肌が見え始めてきた。
これは、「栄養不足では」と思い、友人にメールできいてみた。

「犬は栄養不足で毛がぬけるよ」「やっぱり」

早速、おせっかいながら、牛乳をお皿に入れて、やってみた。
ぺろぺろと飲み始めた。
「ああよかった」と思っているところに、その子犬の飼い主の若いお兄ちゃんが帰ってきた。
初めて、話をする。

こういうときは、不思議だ。ペットを通して、垣根がとれて、初めてなのに違和感なく話ができた。日本語が上手だ。

どうやら、後ろ足をケガしているのを拾って帰ってきたらしい。
優しいお兄ちゃんだ。
「エサヲヤッテモタベマセン」と心配そうにいう。

そんな様子につい
「私が、世話をしようか」なんていいそうな気持ちになった。

いやいや、、一時の感情でそんな無責任なこと言えん、言えん、、、

ああ、、困った困った、、
一体どこまでかかわったらいいものなのか、、、
困った困った、、
あのままでは、子犬は、ますます弱っていくし、、
困った困った、、、