「わぁぁ!すごい!生命力!こんな感じ忘れとった」
もの凄いまでの交通渋滞と排気ガス、その中を車と車の間を縫うように人が次々と横断していく。
トラックの荷台、バスは、人、人がまるで荷物のように乗っている。
こういう感じ、、今の日本人は、忘れてしまった感覚だ。
空港から市内に入り、そう感じた。
ホテルの15階の部屋に入る。窓から見える景色は、大都会だ。
高いビルがそびえたたち、これから建設されるビルもある。
目の前は、電車も走っている。
空は、薄ぼんやりとしている。排気ガスのせいだろう。
夜の街を散策すべく、移動の疲れもそこそこに、出かける。
日本からのガイドを頼りに動こうとしたが、さっぱり分からない。
制服を着た女性に声をかけ、道を尋ねる。
タイ語で話されて、さっぱり要を得ないで、困っていると、「何かお困りですか?」と日本語が聞こえてきた。
「えっ!」と振り返ると、ワンピース姿の若い女性が近づいてきた。
「あら、日本の方ですか?」
「はい、お困りでしたら、道案内しますよ」
「えっ、いいのですか!」
「どちらへ行かれますか」
カオサン通りに行きたいので、その道順を教えてもらって、電車の乗り方まで、教えてもらった。
バンコクに来て、2年目の彼女は、日本人学校で英語を教えているという。
その横顔は、外国で生きていくしっかりとした信念を持っているように感じた。
なんとか電車を乗り継ぎ、歩いて目的地に着く。それまでの道のりで、様々な人を見た。
地雷で足をなくした人、細い足を折り曲げて手を合わしている人、排気ガスだらけ、誇りだらけの道に寝そべっている人、皆んな物乞いの人達だった。
先ほどまで、生命力の強さを感じたが、そうした人達を見て、非常に複雑な気持ちになってきた。
私達は、少々お金を持っているから、居心地のいいホテルに寝泊りできるが、そのホテル下では、こうした物乞いをしている人達がたくさんいるのだ。
これがバンコクの本当の姿だと思えてきた。
もの凄いまでの交通渋滞と排気ガス、その中を車と車の間を縫うように人が次々と横断していく。
トラックの荷台、バスは、人、人がまるで荷物のように乗っている。
こういう感じ、、今の日本人は、忘れてしまった感覚だ。
空港から市内に入り、そう感じた。
ホテルの15階の部屋に入る。窓から見える景色は、大都会だ。
高いビルがそびえたたち、これから建設されるビルもある。
目の前は、電車も走っている。
空は、薄ぼんやりとしている。排気ガスのせいだろう。
夜の街を散策すべく、移動の疲れもそこそこに、出かける。
日本からのガイドを頼りに動こうとしたが、さっぱり分からない。
制服を着た女性に声をかけ、道を尋ねる。
タイ語で話されて、さっぱり要を得ないで、困っていると、「何かお困りですか?」と日本語が聞こえてきた。
「えっ!」と振り返ると、ワンピース姿の若い女性が近づいてきた。
「あら、日本の方ですか?」
「はい、お困りでしたら、道案内しますよ」
「えっ、いいのですか!」
「どちらへ行かれますか」
カオサン通りに行きたいので、その道順を教えてもらって、電車の乗り方まで、教えてもらった。
バンコクに来て、2年目の彼女は、日本人学校で英語を教えているという。
その横顔は、外国で生きていくしっかりとした信念を持っているように感じた。
なんとか電車を乗り継ぎ、歩いて目的地に着く。それまでの道のりで、様々な人を見た。
地雷で足をなくした人、細い足を折り曲げて手を合わしている人、排気ガスだらけ、誇りだらけの道に寝そべっている人、皆んな物乞いの人達だった。
先ほどまで、生命力の強さを感じたが、そうした人達を見て、非常に複雑な気持ちになってきた。
私達は、少々お金を持っているから、居心地のいいホテルに寝泊りできるが、そのホテル下では、こうした物乞いをしている人達がたくさんいるのだ。
これがバンコクの本当の姿だと思えてきた。